予測プラットフォームのPolymarketは、ユーザーが暗号資産の価格変動に5分ごとに賭けられる新機能を最近導入した。
この動きは、トレーダーや投資家の間でリアルタイムの暗号資産センチメントデータへの需要が高まっていることを示す。
Sponsoredリアルタイムセンチメントが短期契約を左右
現時点では、この新しいマーケットはビットコインに限定されているが、主要なアルトコインへの対応も予定されている。
価格は市場センチメントや即時の価格反応に合わせて動的に更新される。すべての取引はオンチェーンで実行され、透明性と安全性を確保する。
この機能は、短期売買をするデイトレーダーや暗号資産愛好家の、スピード感ある取引体験を志向している。ビットコインの最近の下落に伴い、価格変動はますます不安定になっており、短期的なボラティリティが高まっている。
この取り組みは、既存の契約(15分、1時間、4時間など)をさらに拡充するもの。また、予測市場の利用が急増し、個別の投票で取引量が数億ドル規模に達している現状が背景にある。
また、この傾向は、こうしたプラットフォームへの注目の拡大が、暗号資産本来の目的やユースケースを歪める懸念にもつながっていることを示している。
Sponsored市場の弱含みで投機活動が活発化
PolymarketやKalshiなどの予測プラットフォームが提供する多彩な投票のうち、暗号資産に関する賭けが大きな割合を占める。特に、こうした契約の多くは、主要デジタル資産の将来の価格予測に焦点を当てている。
この種の賭けへの関心は、ここ数カ月で急増している。
ビットコインの2月価格だけでも取引高は数千万ドル規模に達し、イーサリアム、XRP、ソラナに連動した契約も活発に取引されている。
こうした価格予測は存在感を増している。一方で、暗号資産市場全体が勢いを取り戻せない状況が続き、ボラティリティの高まり自体が参加率を押し上げている。トレーダーは市場の弱さを短期的な賭けの機会と見なしている。
こうした投票の増加は取引を活発化させているが、同時に本質的価値から資金や注目をそらしている。
統合や現実世界での用途への継続的な注目よりも、確率や群衆のポジションに焦点が移るリスクがある。
Polymarketの新たな5分ベッティング機能は、こうした動向をさらに加速させている。
価格を巡る賭けが長期投資よりも多くの資本を引きつけ続ければ、市場は価値創造よりも価格変動中心になりかねない。