戻る

リップル研究者、XRPL多目的トークンにプライバシー保護提案

Googleで私たちを選んでください
author avatar

著者:
Kamina Bashir

30日 3月 2026年 16:28 JST
  • RippleXの研究者が、XRPL上のマルチパーパストークン向けに機密性を確保した送金方法の詳細を明らかにした。
  • 新しいプロトコル下でも、発行者による凍結や差し押さえなどの管理機能は維持されている。
  • 2026年3月の米財務省報告書は、正当なブロックチェーンのプライバシー活用事例を支持した。
プロモーション

リップルのリサーチチームが、XRPレジャー(XRPL)へのトランザクションのプライバシー追加に関する論文を発表した。

この論文では、多目的トークン向けのConfidential Transfers(Confidential MPTs)が紹介されている。目標は、発行者による凍結や差し押さえなどの管理機能を持たせ、機関投資家や規制環境での利用を可能にすることにある。

最新ニュースをリアルタイムで受け取るならXでフォロー

スポンサード
スポンサード

この論文は、ムラト・チェンク氏、アンチャル・マロトラ氏、ジョセフ・アヨ・アキネイレ氏によって執筆された。Confidential MPTsは、2025年10月にXRPL メインネットで開始したXLS-33トークン標準の暗号技術的拡張となる。

このプロトコルでは、各アカウント残高の平文表記をEC-ElGamal暗号文に置き換える。また、バリデーターによる復号化を必要とせず、非対話型ゼロ知識証明によって送金の正確性や残高の十分性を担保する。

一方で、送信者と受信者の識別情報は可視のままとなり、XRPLのアカウントベースモデルは維持される。

「規制や機関投資家の要件に対応するため、Confidential MPTsは様々な暗号文による残高表現と等価性証明を用いたオンチェーン選択的開示モデルを基盤としつつ、発行者を介したシンプルな監査モデルとの互換性も維持しながら、暗号学的な監査可能性を提供する」と、この要旨で述べている。

このタイミングは、オンチェーンプライバシーに対する規制当局の姿勢転換と重なる。3月初旬に議会に提出された最新の報告書で、米財務省はデジタル資産の適法利用者が公共ブロックチェーン上で取引する際、ミキサーの使用に依拠する場合があることを認めた。

このプライバシーに関する論文は、リップルがネットワークのセキュリティ基盤強化を同時に進めている中で発表された。同社は最近、XRPL向けのAI駆動セキュリティ戦略を明らかにした。

YouTubeチャンネルに登録し、リーダーや記者による専門インサイトをチェック

免責事項

当ウェブサイトに掲載されているすべての情報は、誠意をもって作成され、一般的な情報提供のみを目的としています。当ウェブサイトに掲載されている情報に基づいて行う一切の行為については、読者ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。

スポンサード
スポンサード