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リップル、2026年XRP台帳への分散型資金支援計画を発表=XRPに恩恵か

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著者:
Kamina Bashir

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編集:
Shigeki Mori

27日 2月 2026年 15:10 JST
  • リップル社は2017年以降、XRPレジャー関連事業に5億5,000万ドルを投入した。
  • 2026年には、より分散化されたXRPL資金調達チャネルが導入される。
  • 新たな資金調達拠点が、開発者向けの一元的な支援窓口として開設される。
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リップルはXRPレジャー(XRPL)エコシステム全体への資金提供と支援の配分方法を変革し、より分散化されたモデルへ移行する。

同社は2月26日にこれらの変更を発表した。2026年を節目とし、ビルダーがXRPL上で資本・メンターシップ・技術支援にアクセスする方法が転換点を迎える。

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リップル、2026年に資金調達拡大 XRPレジャー新段階へ

最近のブログでリップルは、2017年以降5億5000万ドル以上をXRPレジャー(XRPL)エコシステムの取り組みに投入してきたと述べた。ここには非株式型助成金、ビルダー向けインセンティブ、戦略的パートナーシップ、成長プログラムが含まれる。

同社は、2026年がより広範で分散化された資金調達体制への転換となることを示した。明確な目標はビルダーに複数の資金調達チャネルを提供すること。

「エコシステムの成熟に伴い、より分散化され独立した資金調達経路を通じて資金へのアクセス拡大へと焦点が移ってきている。これによりビルダーは成長のため複数の道を持つことができる」とブログでは述べている。

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この計画の一環として、同組織は2026年に向けて新たな取り組みやスケールアップした施策をいくつか導入する。

XAO DAOはXRPレジャー向けに構築されたハイブリッド型分散型自律組織(DAO)である。コミュニティ助成金、フィードバックループ、DAO直接提案などを通じ、メンバーがリソースの配分を共同で決定できる仕組み。これにより、開発者や初期プロジェクトへの迅速かつ低コストの資金供給が可能になる。

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「意思決定権を幅広いステークホルダーへシフトすることで、XAO DAOはXRPLのより強靭かつコミュニティ主導のガバナンスモデルへの重要な一歩となる」と同社は述べた。

XRPLコモンズという独立系組織は、GLOWプログラムや、2023年よりパリで実施されている9週間のインキュベーター「The Aquarium」などのイニシアチブを通じてビルダー支援を継続する。また、同社はアジア太平洋(APAC)地域のビルダーコミュニティ向けに、現地に特化した資金提供と支援を行う新たな地域組織「XRP Asia」も設立する。

加えて、2025年秋にUCバークレーと共同で初回コホートを開始した「University Digital Asset Xcelerator(UDAX)」は、2026年にはサンパウロのファウンダソン・ゲトゥリオ・ヴァルガス、オックスフォード大学、再びUCバークレーで拡大実施予定。

機関投資家領域では、リップルがXRPL上でインスティテューショナル・グレードの金融アプリ開発を行うスタートアップを支援する「フィンテック・ビルダープログラム」をローンチする。

さらに、ブログではベンチャーキャピタルの参画拡大も明かされた。これらのVCはチームへのメンタリング、スタートアップ投資、グローバル資本ネットワークとの橋渡しを担う。パートナー組織にはa100x Ventures、Superscrypt、Reforge、New Form Capital、Dragonfly、Pantera、フランクリン・テンプルトン、Tenityなどが含まれる。彼らの参画は、XRPLへの機関投資家の信認拡大を示唆するもの。

この拡大するエコシステムへのアクセスを実現するべく、リップルは新たな専用XRPL資金提供ハブの近日公開も発表した。全エコシステムを横断して助成金やアクセラレータ、サポート・プログラムを探せる、ビルダー向けのワンストップ窓口となる予定。

リップルの2026年拡大もXRP価格下落

これら新施策発表の時期、XRPのパフォーマンスは市場全体の動きと連動している。BeInCryptoマーケットのデータによれば、アルトコインは過去1日で2.24%下落。本稿執筆時点でXRPは1.41ドルで取引されている。

XRP(XRP)の価格パフォーマンス。 出典:BeInCrypto Markets
XRP(XRP)の価格パフォーマンス 出典:BeInCrypto Markets

短期的には、資金調達体制の転換がXRP価格を動かす可能性は低い。価格変動は、一般に流動性状況やマクロ動向、規制の動きに左右されやすく、エコシステム構造の変更が直接影響することは少ない。

中長期的な影響は実行次第で異なる。フィンテック・ビルダープログラムやXAO DAO、ベンチャー参画がオンチェーン活動や機関投資家による実証運用、実需金融アプリにつながれば、センチメントが強まる可能性もある。

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構造的な価格変動には、継続的な利用拡大やトランザクション増加、決済やトークン化フローへの統合の深化が不可欠。最終的には、資金調達の話題でなく利用実績の指標が、この転換が長期的価値向上につながるかどうかを決定する。

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