ロビンフッド、ソラナ・カルダノ・リップル・PEPEを上場

ロビンフッドは13日、ソラナ（SOL）、カルダノ（ADA）、リップル（XRP）を再びプラットフォームに追加し、PEPEも新たにリストに加えました。上場後、カルダノ（ADA）は1時間で7%、PEPEは約20%上昇しています。

ロビンフッドは2023年、Coinbaseなどの企業に対して未登録証券の販売を告発するSECの訴訟後、規制行動に沿ってSOL、ADA、XRPを削除しました。規制ガイドラインに準拠する努力の一環と見られています。しかし、同プラットフォームは米大統領選後の規制変更を見越してリストポリシーを最適化しているようです。

関連記事：暗号資産規制はマーケティングにどのような影響を与えるのか？

“顧客からはより多くのデジタル資産へのアクセスを求める声を一貫して聞いており、暗号資産オファリングを拡大し続けることに興奮しています。”とRobinhood Cryptoのヨハン・ケブラトVPは最新の声明で述べました。

大統領選挙でのドナルド・トランプ氏の勝利は、25年のSECに大きな変更をもたらすことを意味します。トランプ氏は早くも親暗号資産のリーダーを米国財務省およびSECに検討しています。

また、暗号資産は24年、ロビンフッドの収益に大きく貢献しています。同社の第3四半期の収益報告によると、暗号資産取引量は144億ドルに達し、昨年比で114%の増加です。

Robinhood Crypto lists PEPE, XRP, Solana, and Cardano — RobinhoodのリストによるPEPE価格の急騰　出典: BeInCrypto

第3四半期には、RobinhoodはWeb3の新たな領域に進出しました。9月にはヨーロッパのステーブルコイン市場を探求し、その後EUで暗号資産転送サービスを開始しました。

10月には、同社は政治予測市場にも参入し、分散型ファイナンスへの広範な野心を示しました。Paxosも最近、「Global Dollar Network (USDG)」ステーブルコインを導入し、Robinhood、Kraken、Bullishと協力しました。

これらの進展にもかかわらず、ロビンフッドは今年、法的な課題に直面しました。9月には、同社は最大390万ドルの支払いで顧客の苦情に対する和解に同意し、数年間保留されていた問題に対処しました。

一方、リップルはSECとの高プロファイルな法的闘争に引き続き取り組んでいます。リップルは10月、SECのXRPは証券であるという主張に異議を唱えるための控訴を提出しました。上院選挙キャンペーンにもかかわらず、Pro-XRPの支持者John Deatonは引き続きリップルのケースを支持しており、より広範な規制の問題を反映しています。

関連記事：コインベース vs ロビンフッド、どちらがベスト？

ベスト暗号資産取引所