短編動画アプリVineの共同創設者ラス・ユスポフ氏は23日、ソラナ上でミームコインVINEを立ち上げ、暗号資産の世界に参入した。
同発表はユスポフのツイートという形で行われ、暗号資産コミュニティに衝撃を与え、Vine時代へのノスタルジーを呼び起こした。
ラス・ユスポフ氏、VINEコインを発行
このツイートは暗号資産愛好家とVineファンの両方の注目を集め、新たに立ち上げられたコインへの関心を急速に高めた。
「Vineを作るのに楽しかったことを思い出しながら、魔法を再現し、#VINECOINのためにやろう」とユスポフ氏はフォロワーに共有した。
ユスポフ氏はまた、フォロワーにVINEコインの背後にいることを信じさせるために、Xにビデオを投稿した。このツイートに対する熱狂は、ソラナベースのVINEトークンの価格と時価総額の急上昇を引き起こした。
しかし、Vineの共同創設者ドム・ホフマン氏は、ミームコインには関与していないと述べた。
「私はミームコインには関与しておらず、今後も関与することはない」とホフマン氏はツイートした。
Dex Screenerのデータによると、ミームコインは過去24時間で驚異的な250,000%の上昇を見せた。本稿執筆時点で、トークンは0.21ドルで取引され、時価総額は2.17億ドルであった。
SNSプラットフォームXのある暗号資産ユーザーは、発表が公開されるとすぐに1万ドル相当のVINEを購入し、その投資が驚異的な100万ドルに急上昇したと主張した。
「ラスがツイートした直後に1万ドルでこのVINEを購入し、今では100万ドルの価値がある。かなりクレイジーだ」とそのユーザーは述べた。
他のVINE保有者からも同様のコメントがあった。
「6時間前には4000ドルだった私のVINEバッグが今では50万ドル。スーパーサイクルは本物だ」と別のユーザーは書いた。
VINEトークンは投資家の注目を集め、暗号資産取引所Bitmartにも上場された。発表によれば、取引は1月23日午前10時UTCに開始される。
ユスポフ氏の暗号資産への参入は、Vineアプリでのバイラルな成功により大きな注目を集めた。SNSを席巻した短編動画アプリは2017年に閉鎖された。
VINEの立ち上げは、イーロン・マスク氏が最近、愛されているSNSアプリの復活を検討していると述べたことに続くものである。この億万長者は2024年4月に「Vineを復活させる？」と投票を行い、約70%が賛成票を投じた。
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