Seeker(シーカー)のSKRトークンはソラナモバイルによるエアドロップ実施後、波乱含みのデビューとなった。1月21日、ソラナモバイルはSKRトークン20億枚(ローンチ時の時価換算で約26億6000万円相当)をSeeker端末のユーザーや開発者に配布した。
このエアドロップはすぐにSKRへの関心を集め、序盤から活発な値動きを誘発した。しかし、初動の勢いが一段落すると価格探索は不安定となり、熱狂が冷めた直後に売り圧力が強まり始めた。
シーカー保有者が既に売却開始
短期的なシグナルは、好調なスタートにもかかわらず勢いの弱まりを示す。15分足チャートでマネーフローインデックス(MFI)はSKRが高値を付けて以降、下落傾向。出来高重視のモメンタム指標であるMFIが中立の50.0ラインを割り込んだことで、売り手が主導権を握り始めている。
SponsoredMFIが持続的に低下する場合、単なるランダムな値動きではなく需要減退を示す。SKRの場合、初期のエアドロップ受取者が利益確定のためにトークンを売却していることが原因。こうした動きは新規ローンチでよく見られるが、モメンタムがマイナス基調の間は弱気シグナルと考えるべきである。
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オンチェーン取引データもこれを裏付ける。ローンチから現在まで、買い取引は約2万2130件だったのに対し、売り取引は約2万5039件。売りが買いを上回る傾向が鮮明となり、短期的な弱気バイアスを強めている。
この乖離は初値急騰後の慎重なムードを浮き彫りにした。SKRへの注目は依然高いが、大半はポジション構築より利益確定の動き。純買い転換が見られない限り、下押し圧力が続く可能性が高い。
SKR価格、さらなる下落リスク
Seeker(SKR)はローンチ時点の価格から約37%高で推移しており、本稿執筆時点で0.01198ドル近辺。ただし0.01553ドルの高値をつけた後は下落に転じ、流動性が落ち着いたことで初期の熱狂は一服し修正局面入りとなった。
売り圧力が続けば、SKRは0.01098ドルのサポートを失うリスクがある。この水準を明確に割り込めば下落モメンタムが強まり、0.00879ドル付近が焦点となる。一段安となれば、価格は0.00754ドル近辺まで下落し、ローンチ日上昇分の多くを消す展開も考えられる。
直近の安定化は0.01098ドル水準の防衛に懸かる。このゾーンを維持できれば底固めの可能性が高まる。逆に0.01417ドル回復となれば、モメンタムは上向きに転じ、買い手心理の改善を示唆する。