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銀95ドルで最高値、時価総額5兆3000億ドル=暗号資産並ぶ代替資産に

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著者:
Kamina Bashir

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編集:
Shigeki Mori

21日 1月 2026年 06:38 JST
  • 銀は1オンスあたり$95と過去最高値を更新し、年初来で31%上昇した。
  • アナリストは銀価格が近く$100に達し、2026年には$300まで上昇すると予想している。
  • 主な要因は、安全資産需要、供給制約、産業用消費の増加である。
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銀価格が20日、1オンスあたり95ドルを超え、過去最高値を更新した。年初来の上昇率は31%に達し、時価総額は5兆3000億ドルを突破した。

上昇基調は一段と強まり、100ドルの節目が視野に入る。暗号資産と同様、インフレ耐性や価値保存手段としての評価が高まる中、一部の市場関係者は中長期で300ドル水準までの上昇余地を指摘しており、2026年を目標時期として注視する声も出ている。

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銀価格が過去最高値を更新

欧州連合に対するトランプ米大統領の関税措置によって地政学的緊張が高まり、貴金属への需要が再燃した。BeInCryptoの報道によれば、金と銀は昨日、過去最高値を更新した。この勢いは本日も続いており、両金属とも新たな過去最高値を記録している。

現在、銀は時価総額で2番目に大きな資産となっており、金に次ぐ規模とされている。Companies Market Capのデータによる

「銀が1オンス95ドルに急騰し、過去すべての記録を塗り替え世界の市場を驚かせている。金ばかりが注目されているが、銀の上昇も急速に関心を集めつつある」とマリオ・ナウファル氏は投稿した

Silver price Performance in 2026
2026年の銀価格パフォーマンス 出典: TradingView

最新の関税問題だけが、銀の上昇を後押ししている要因ではない。金を上回るパフォーマンスも見せており、この上昇は複数の要素が絡み合っている。

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その要因には、持続的な安全資産買い、米連邦準備制度による利下げ期待(非利回り資産の支援)、現物市場の需給ひっ迫、太陽光発電、電気自動車、エレクトロニクスやハイテクインフラなどの分野による産業需要の拡大が含まれる。

銀価格100ドル超への道筋

アナリストらは現在、1オンス100ドルを短期的な到達目標とみている。エコノミストのピーター・シフ氏は、この節目が早ければ明日にも達成される可能性があると指摘した。

「本日、金と銀はともに過去最高値となったが、カナダの金鉱株はほとんど上昇していない。火曜日の大幅な売りを投資家が懸念しているためだ。おそらく明日は、今日以上に大きな上昇となり、銀が1オンス100ドルに達するだろう。さて、どうなるか見てみよう」とシフ氏は投稿した

短期的には100ドル周辺への期待が集中する一方で、長期的にはさらに爆発的な展開を見込むアナリストもいる。ある詳細な投稿では、銀が300ドルに達すると予測し、市場にはペーパー取引と現物供給との間に構造的な不均衡が存在すると指摘している。

同アナリストによれば、銀行は約44億ドルのショートポジションを保有しているという。一方で、産業需要がすでに年間世界生産量のおよそ60%を消費している。

投稿によれば、これらのショート解消には鉱山からの供給が数年分必要となるが、その多くがメーカーによって吸収されている。

「だからこそ、銀はここから上がり続ける…ショートポジションは数学的に解消不可能で、現物供給は本当に限られているからだ…ペーパー価格は一時的に操作できるが、存在しない現物供給は操作できない。現状価格でポジションを解消するシナリオは存在しない。新たな供給が出現するか、ショート勢が諦めるまで価格は上昇し続ける」と投稿で述べている。

バンク・オブ・アメリカ金属調査部門責任者のマイケル・ウィドマー氏も、銀が2026年に1オンスあたり135ドルから309ドルへ上昇する可能性を指摘している

このように、銀の高騰はマクロ経済の不透明感、供給のひっ迫、産業需要の拡大という強力な要因が重なった結果である。現在は100ドル水準が注目されているが、それを超える予測は、現物市場で構造的な不均衡が続くか、貴金属への投資意欲が持続するかにかかっている。

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