ソラナ(SOL)財団のリリー・リウ会長は3月20日、「ブロックチェーンゲームは終わった」と声明を発表し、この発言は自身のチームによって暗号資産業界最大のミームへと拡散した。
この投稿は、メタ社が累計800億ドルの投資後にメタバース事業の終了を発表した数時間後に公開された。
ソラナ財団リリー・リウ氏の発言内容
リウ会長は、メタ社に関するニュースを受け、「6語」の率直なコメントを発信し、ソラナ・エコシステムの開発者やコミュニティメンバーの注目を集めた。
「…ブロックチェーン上のゲームはもう戻ってこない」とリウ会長が投稿。
この発言は、リウ会長本人が自身のX(旧Twitter)のプロフィールで「ヘッド・オブ・ゲーミング」と名乗っていることからも注目度が高まった。
また同氏は、2月にも「ブロックチェーンゲームへの取り組みは知的に怠慢だ」と述べ、ブロックチェーンは金融に完全に集中すべきと主張していた。
ソラナ運営チームがミーム化を推進
正式な訂正を出さず、ソラナ財団の製品統括責任者ヴィブー氏は、フェイクのクライシスコミュニケーション(危機対応)の声明を発表した。
同氏はリウ会長の発言について「事実に基づき、極めて率直」としつつ、「ゲーム業界に回復不能な被害を与えた」とユーモラスに述べた。
罰としてリウ会長は、ソラナ上に構築されたすべての現行ゲームをプレイすることになった。
ヴィブー氏は直後に「この投稿は風刺」と補足し、リウ会長も乗っかり、「どのゲームから始めればいい?」とコメントした。
公式ソラナ・ゲーミングアカウントも、リウ会長を新たな「ヘッド・オブ・ゲーミング」として祝福するグラフィックを投稿した。
共感を呼んだ理由
リウ会長の見解は、広がりつつある共通認識を反映している。アクシー・インフィニティで2021年にピークを迎えた「プレイ・トゥ・アーン」モデルは、ほぼ崩壊した。
GameFi関連トークンの時価総額はブルラン以降急落し、Star Atlasのようなソラナ基盤の著名プロジェクトも勢いを維持できずにいる。
ソラナ幹部による自虐的ユーモアは強い共感を呼び、このスレッドには数百件のリツイートと数千件の「いいね」が寄せられた。
ゲームインフラに多額の投資をしてきたエコシステムにとって、メッセージは明白。旧来のモデルは失敗し、ソラナを動かす人々もそれを知っている。