Spacecoinの新たにローンチされたSPACEトークンは65%超上昇し、同プロジェクトがシーズン1のエアドロップ、取引所上場、クロスチェーン展開に関する詳細な計画を発表した。
ブロックチェーン、衛星インフラ、通信ネットワークの交差点に位置付けられるベンチャーにとって、大きな一歩。
SponsoredSpacecoinシーズン1エアドロップ計画
本稿執筆時点でSpacecoinのSPACEトークンは0.021ドルで取引されており、ローンチ時の熱狂で記録した過去最高値0.026ドルにわずかに届かない水準。過去24時間で約66%値上がりし、短期的な上昇余地も指摘されている。投資家の関心の高まりを示唆する動き。
実際、SpacecoinはSPACEがCreditcoin、イーサリアム、バイナンス・スマートチェーン(BSC)、Baseといった複数のブロックチェーンエコシステムで稼働開始したことを発表。投資家の期待は高まる。
トークンローンチは、プロジェクトが「分散型衛星インターネット構想の経済的な心臓部」と位置付けるもので、コミュニティのメンバー(Cadet)が新たな宇宙経済に直接参加できるようになる。
さらに、即時のディープ・リクイディティ(流動性)提供も勢いを後押し。ローンチ日にはSPACEが多数の中央集権型取引所に上場した。対象はBinance(AlphaとFutures)、Kraken(現物)、OKX(現物・パーペチュアル)、KuCoin、MEXC、Bitget、Coinone、Blockchain.com、Bybitなど。
現物・デリバティブ両市場をカバーする幅広い上場が、初期の取引活発化と価格形成を後押しした格好。
Sponsored Sponsored分散型取引オプションも同時に開始。SPACEはPancakeSwapでスワップや流動性提供が可能となる。
このように65%高や多様な取引所上場で注目を浴びるSPACEだが、今回の価格上昇はエアドロップへの期待やマルチプラットフォーム上場による初動買いに典型的。大規模な実用性に裏打ちされたものではない。
Aster DEXがスペースコイン高騰を後押し
一方で、Aster DEXは合計15万ドル相当のASTERトークンと1575万枚のSPACEトークンを報酬プールとする期間限定トレーディングキャンペーンも開始。
CEXとDEXを併用する戦略は、Spacecoinが幅広い利用環境の提供を目指す姿勢を示すもの。地理的・経済的制約を排したインターネットレイヤー構築という方針とも一致。
期待の中心はシーズン1エアドロップ。トークン生成(TGE)以前にSpacecoinエコシステムへ関与した初期支援者へのリワード企画となる。
Sponsored対象者は公式クレームポータルでキャンペーン参加時に使用したウォレットを接続すれば、割当分を受け取れる。申請時のガス代負担軽減のため、Spacecoinは対象ウォレットへ0.01CTC(Creditcoin)を配布している。
ただし、今回のエアドロップは厳格な適格基準と不正防止策が設けられている点も特筆される。
- CTC、WCTC、指定NFTなど特定資産の保有が必要
- オープン期間中に、所定のSNSミッションやイベント活動の達成も必須条件
不審な挙動が検知されたアカウントは排除される。報酬はボットではなく本物のコミュニティ参加者にのみ配分される。
トークンロック解除は即時の供給圧力を抑制する設計。シーズン1は初回TGEで25%が解除され、残りは3か月かけて毎月分割して分配される形式。
Sponsored Sponsoredシーズン2の割当も同様の段階的スケジュールだが、受取は後日となる予定。
ブームは続くのか
取引やエアドロップに加えて、SpacecoinはSPACEトークン向けに年率10%の期間限定ステーキングプログラムもCreditcoinネットワーク上で実施。さらにWormholeによるクロスチェーントランスファー機能も提供される。
こうした特徴により、SPACEは投機・長期参加両面で活用できるマルチチェーン資産として位置付けられる。
もっとも、シーズン1エアドロップの一部解除(TGE時25%)や不正防止策は売り圧抑制に一定の効果があるものの、段階的なベスティングが複数シーズン続くことでリワード受領者による分散売却も懸念材料。
加えて、初日の高出来高は本質的な需要よりも投機熱の高さを意味する場合が多い。
総じて、Spacecoinの基礎は堅調。しかし、ローンチ直後のブームは依然として投機色が強い。全エアドロップトークンのほぼ90%が3か月以内に失速するという。SPACEトークンがこの期間も価格水準を維持できるかが今後の鍵となる。