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スターテイルがSBIから80億円調達、シリーズA総額100億円でオンチェーン金融を加速

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執筆&編集:
Shigeki Mori

26日 3月 2026年 07:48 JST
  • スターテイルがSBIから約80億円を調達し、シリーズAの総額が約100億円に到達した。
  • SBIとの合弁でトークン化証券向けブロックチェーン「Strium」や円建てステーブルコイン「JPYSC」の開発が進む。
  • ソニーとのレイヤー2「Soneium」を基盤に、Web3スーパーアプリ「Startale App」の構築も本格化している。
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ブロックチェーン開発企業Startale Group(スターテイル・グループ)は25日、SBIホールディングスを引受先としたシリーズAラウンドの第2次クローズを完了し、約80億円(約6,300万ドル)の資金調達を実施したと発表した。今年1月に実施されたSony Innovation Fund(SIF)からの出資約20億円と合算することで、同ラウンドの調達総額は約100億円に達した。SBIとソニーという国内大手2社を主要投資家に迎え、スターテイルはRWA(現実資産)のトークン化を軸とした金融インフラの構築を本格化させる。

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SBIとの合弁で進む金融インフラのオンチェーン化

SBIグループによる今回の出資は、2025年8月に両社が設立した合弁会社を通じた協業をさらに深化させるものだ。両社はこの枠組みのもと、証券のトークン化やRWA取引に特化したレイヤー1ブロックチェーン「Strium(ストリウム)」を今年2月に発表している。また、SBIグループ代表取締役会長兼社長の北尾吉孝氏は先月、両社が共同開発する円建てステーブルコイン「JPYSC」の名称を公表しており、日本初の信託型モデルとして2026年4〜6月の提供開始を目指している。今回の資本参加によりスターテイルは、SBIグループが保有する8,000万人超の顧客基盤に対し、機関投資家向けのオンチェーン金融サービスを提供する体制を整える方針だ。

ソニーとのエンタメ連携、スーパーアプリ構想も始動

金融分野に加え、スターテイルはソニーグループとのエンターテインメント領域における連携も推進している。2025年11月には、ソニーと共同開発するイーサリアム系レイヤー2ブロックチェーン「Soneium(ソニューム)」を基盤としたスーパーアプリ「Startale App」を発表した。同アプリはウォレット管理や秘密鍵といったWeb3固有の技術的障壁を排除し、SNSアカウントのみでデジタルアセットや各種分散型アプリケーションにアクセスできる環境を目指している。スターテイルはSBIを通じた金融オンチェーン化と、ソニーを通じたエンタメ・コンシューマー領域の両軸で事業基盤の拡大を図る。

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