Bittensorサブネットエコシステムは過去1年で急速に拡大し、資金流入とネットワーク活動がこれまでにないペースで加速している。
CryptoRankによれば、過去12カ月でサブネット全体のTAOステーキング総額はおよそ7万4400ドルから6億2000万ドル超へと急増した。これは約83万3000%の増加となる。
サブネットエコシステム拡大が加速
この急激な増加は、Bittensorの分散型AIインフラの重要要素であるサブネット参加への投資家の関心が高まっていることを示す。ネットワークの成長はサブネットの数にも表れている。
サブネットの数は同期間に約80から120超へと拡大した。いくつかのサブネットは月間で好調な成績を示しており、トップはテンプラーで成長率171%、次いでクエーサーが146%、NOVAが66%、タルゴンが36%、イオタが29%であった。
Bittensorサブネットコインの時価総額合計は15億ドルを突破した。CoinGeckoによれば、記録対象となったサブネットトークンは過去1カ月で全てプラスリターンを実現した。
ステーキング増加にもかかわらず、大部分のTAOはサブネット外に留まる。Bittensor Fundのパートナーであるスティルコア・キャピタルのマーク・ジェフリー氏は、現時点でTAOのうちサブネットにステーキングされているのは19%のみで、約48%がルートにあると指摘した。
「最初のサブネットが10億ドル規模に達すれば、ルートのステーカーが一気にサブネットへ流入し始めるだろう。たとえ新たなTAOの買いがなくても、その効果だけでサブネットは3倍から4倍成長する可能性がある」と同氏は述べた。
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TAOが暗号資産市場を上回る
エコシステムが拡大するなか、TAO自体は3月初旬から上昇を続けている。BeInCryptoは、NVIDIAのジェンセン・フアンCEOがAll-In PodcastでCovenant-72Bモデルに言及したことを受け、このアルトコインが300ドルを突破したと報じている。
しかし、基調となる買い圧力は数カ月前から高まっており、ショートスクイーズがこの動きを加速させた。その後下落したものの、今週のTAOは再び上昇基調で推移している。
この資産は過去1週間で20%以上の上昇を記録し、暗号資産市場全体を上回るパフォーマンスとなった。
さらにTAOは過去24時間で約11%上昇し、時価総額上位100銘柄の中でもトップクラスのパフォーマンスとなった。本稿執筆時点でこのアルトコインは約339ドルで取引されており、これは2025年11月以来の高値となる。