Bittensor(TAO)は2026年3月に100%超の上昇を見せ、約180ドルから330ドル超へと急伸した。サブネット・エコシステムの拡大によるもの。
分散型AIプロトコルのサブネット数は、過去1年で約80から120超へ増加した。CoinGeckoのデータによると、Bittensorサブネットカテゴリ全体の時価総額は現在14億ドル超に達している。
追跡対象のほぼ全てのサブネットトークンが月間でプラスのリターンとなった。中でも3つのサブネットには業界大手の強い注目が集まる。
エヌビディアのジェンセン・フアンCEOは、All-In Podcast出演時にこのプロトコルのCovenant-72Bモデルに言及した。サブネット3(Templar)は、このモデルを承認不要かつ分散型で訓練した。
一方、サブネットChutes(SN64)も過去最高の活発さを示す。最近、収益で過去最高値を記録し、1日あたり2万2000ドルを生み出していると報告されている。
最後に、Bittensor基盤のコンピュートプラットフォームTargonを手掛けるManifold Labsは、インテルと協業し、「Intel® TDXと暗号化CVMを用いた信頼できないハードウェア上での分散型コンピュート」という技術ホワイトペーパーを発表した。
「提案システムは、セキュリティ保証の強化、透明なコスト構造、そしてエンタープライズレベルの安全な計算能力への民主的アクセスを提供し、次世代AI開発のためのよりオープンで安全かつ公平な基盤を実現する」と同ペーパーは述べている。
このように、Bittensorの3月の上昇は、単なる投機を超えたネットワーク成長を示す。エヌビディアCEOによるAIモデルへの言及、サブネットによる実収益、インテルとの提携により、TAOエコシステムは機関投資家の認知も獲得しつつある。