ドナルド・トランプ次期大統領は4日、暗号資産支持者のポール・アトキンス氏を証券取引委員会(SEC)の議長に任命した。
アトキンス氏は、2002年から2008年までジョージ・W・ブッシュ元大統領の下でSECの委員を務めた経験がある。
ポール・アトキンス氏、1月にゲンスラー氏と交代
トランプ氏のTruth Socialでの声明によると、アトキンス氏は1月20日にゲイリー・ゲンスラー氏の後任となる予定である。ゲンスラーは先月辞任を発表し、選挙キャンペーン中にトランプが解任を約束したため、解任されることを予期していた。
アトキンスの選出は、金融規制に対するSECのアプローチに大きな変化を示している。保守的な立場で知られる同氏は、規制の負担を軽減し、違反に対する罰則を軽くすることを推進する可能性が高い。
「ポールは常識的な規制のための実績あるリーダーである。彼は投資家のニーズに応える強力で革新的な資本市場の可能性を信じている。彼はまた、デジタル資産やその他の革新がアメリカをより偉大にするために重要であることを認識している」とトランプはTruth Socialに書いた。
同氏の任期は、前任者の厳しい執行方針からの転換を示す可能性がある。
暗号資産市場はこの発表に強い反応を示した。リザーブライツ(RSR)トークンはさらに劇的な反応を見せ、その価値が約30%急騰した。

これは、アトキンス氏が以前にRSRプロジェクトのアドバイザーを務めていたため、同氏のSECでのリーダーシップに対する市場の楽観的な見方を強めたためである。
「トランプ氏は政権にリバタリアンを約束しただけでなく、暗号資産を保護することを確実にすることを約束した。彼は今、その約束を果たしている」と政治ジャーナリストのエリック・ドハーティはXで書いたーだ。
一方、XRPはこのニュースを受けて3%の上昇を見せた。アトキンス氏はSECとリップルの法的闘争およびそのXRPトークンに対する批判を公然と行ってきた。彼は以前、このケースにおける矛盾を指摘し、ゲンスラー氏が異なる状況下で訴訟を取り下げた可能性があると示唆していた。
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