トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループが暗号資産決済プラットフォームの開発を検討していることが21日、商標出願で明らかになった。
ドナルド・トランプ氏のSNS会社が18日に提出した申請書には、TruthFiというサービスの計画が記されている。提案されたプラットフォームは、暗号資産の支払い、金融保管、デジタル資産取引を提供することを目指している。
トランプメディア、サービス拡大
商標発表後、トランプ・メディアの株価は約2%上昇した。執筆時点で、株価は30.44ドルで取引されており、今年は約75%上昇している。
しかし、TruthFiに関する詳細、タイムラインや運営の具体的な情報はまだ少ない。この取り組みは、トランプ・メディアがTruth Socialを超えてビジネスモデルを拡大しようとしていることを示唆している。
このSNSプラットフォームは、トランプがFacebookとX(旧Twitter)から禁止された後、2022年に設立された。
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それにもかかわらず、大規模な暗号資産プラットフォームを立ち上げるには、トランプ・メディアが追加のリソースを取得するか、既存の企業と提携する必要があるかもしれない。現在、同社は40人未満の小規模な労働力を持っているためである。
“月曜日にUSPTOに提出された申請書は、トランプ・メディアがデジタルウォレット、暗号資産決済処理サービス、デジタル資産取引プラットフォームを提供する計画を示している”と、米国商標弁護士ジョシュ・ガーベンがX(旧Twitter)で書いた。
BeInCryptoが以前報じたように、トランプ・メディアはb2b暗号資産取引プラットフォームBakktの購入についても議論している。このニュースが今週初めに報じられて以来、Bakktの株価は約140%急騰した。
一方で、次期大統領の暗号資産計画は、1月に就任する前から本格的に進行しているようだ。同氏はホワイトハウスの初の暗号資産アドバイザー役を検討しており、複数の候補者と面接を行っていると報じられている。
今日早く、現SEC議長ゲイリー・ゲンスラー氏が辞任を発表した。トランプの任期が始まる前に、ゲンスラーの辞任は暗号資産市場を活性化させた。これは、SECの規制姿勢に大きな変化を示唆している。
特に、XRPは3年ぶりの最高値に達し、7%上昇した。ビットコインも9万9,000ドルに近づき、暗号資産市場全体の時価総額は3.4兆ドルに達した。
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