ジャスティン・サン氏の暗号資産取引所Poloniexが7日、認可を得ずに金融サービスを提供しているとして、英国金融行動監視機構（FCA）の監視下に置かれた。
最近、大規模なハッキングに見舞われたPoloniexは現在、英国で新たな課題に直面している。
英国民はPoloniexとの取引において保護を得られない可能性
FCAの公式ウェブサイトは、暗号資産取引所が金融監視機関に登録することなく、英国市民と取引を行っていた可能性があると警告している。FCAはこう書いてある。
Poloniexは当局の許可なく金融サービスや商品を宣伝している可能性がある。この業者との取引は避けるべきだ。
企業や個人は、必要な認可や承認なしに英国で金融サービスを宣伝することはできない。
さらに、FCAは、Poloniexと関わっている個人は、この会社で何らかの問題が発生した場合、投資家保護の対象にはならないと述べている。Poloniexは11月、ハッカーにより約1億1700万ドルを失った。
下のスクリーンショットは、2023年には英国に1766万人の暗号資産ユーザーがいることを示している。ユーザー数は2028年までに2243万人に増加すると予測されている。
それゆえ、FCAは暗号資産ビジネスの監視を強化している。BeInCryptoは11月、FCAが新しい暗号資産プロモーション規制の 初日に146件の警告を発したことを報じた。
FCAは、暗号資産に関する宣伝が 「公正かつ明確で、誤解を招くものではない 」ことを確認するため、32ページのガイドブックを公表した。
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