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米生産者物価指数上昇でスタグフレーション懸念再燃、株安

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執筆&編集:
Lockridge Okoth

28日 2月 2026年 00:48 JST

1月の生産者物価指数(PPI)は前年比+2.9%で、予想の+2.6%を上回った。コアPPIも+3.6%と、予想の+3.0%を大幅に上回り、米国株は下落し、暗号資産業界とマクロ経済の両コミュニティでスタグフレーション再燃の声が広がった。

生産者物価指数は卸売段階でのインフレ率を示す指標である。企業が消費者にコストを転嫁する前に支払う金額を測定しており、米連邦準備制度理事会(FRB)の政策決定における先行指標とされる。

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重要な理由:

  • サービス価格の上昇がコア指数を押し上げ、コアPPIの前月比は+0.8%で予想の+0.3%を大幅に上回り、2倍超となった。
  • S&P500は-0.87%下落、ダウ平均は-1.38%安、ナスダックは-1.09%落下。発表直後、市場は利下げ期待を即座に修正した。
  • 予想上振れとなったPPIは、FRBの早期利下げ確率を低下させ、債券利回りを押し上げ、ビットコイン(BTC)やアルトコインも含めリスク資産への圧力となった。
  • 生産者コスト上昇とGDP成長の鈍化が重なることでスタグフレーションの状況となる。FRBは利下げを行えばインフレ再燃の懸念があり、利上げを据え置けば経済の更なる減速リスクを抱えることになる。

詳細:

  • 見出しPPIは前年比+2.9%(前回:+3.0%)、コアPPIは+3.6%(前回:+3.3%)。これらのデータは2月27日午前8時30分ETに公表
  • 前月比で、総合+0.5%(予想+0.3%)、コア+0.8%(予想+0.3%)。いずれもサービス分野の上昇が押し上げ要因。
  • 「トレードサービス」のマージンは+2.5%上昇し、コア指数上振れの主因となった。
  • データ発表前からS&P500先物は57ポイント下落しており、PPIだけでなく市場全体のストレスも示唆している。
  • 今回の上昇は取引サービス分野の正常化が主因。幅広いコスト上昇ではない。

大局観:

  • Crypto RoverMax Cryptoなどのアナリストは、コアPPIが上昇しつつGDP成長が減速するこの状況を「スタグフレーションのシグナル」と指摘。中央銀行の金融政策の柔軟性が限定されやすい組み合わせ。
  • FRBの利下げ時期は、これらのインフレ指標連続上振れにより、3月以降さらに厳しい状況に直面。

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