X(旧Twitter)による「Xマネー」サービスが5日、公式に初公開され、テクノロジー業界や金融業界から大きな注目を集めている。
Xマネーのベータ版ローンチは、Xを金融スーパーアプリへと変貌させる計画の重要な一歩となる。この動きはまた、暗号資産統合への憶測も呼んでいる。
イーロン氏、暗号資産導入の臆測にコメント
「スタートレック」シリーズでカーク船長を演じたことで有名な俳優ウィリアム・シャトナー氏が、このサービスについて情報を共有し、読者にベータプログラムへの参加を呼びかけた。
シャトナー氏のアカウントから公開された最初のスクリーンショットにより、Xマネーのインターフェースがシンプルかつ分かりやすい設計であることが明らかとなった。
同アプリケーションにはアカウント、リワード、アクティビティの3つの主要タブが用意され、送金・受け取り・支払いリクエスト・入金が簡単に行える。
注目すべき機能として、ダイレクトデポジットの受取や、最大年率6%の利回り獲得が挙げられる。
テスラコノミクスというアカウントは、Xマネーが間もなくXと一体となって暗号資産統合を果たすと予測している。また、同プラットフォームが資産運用や株式取引にも直接対応する可能性があるとも予想する。
「そうなれば、高利回りの貯蓄、投資、ローン、マネーマーケット口座、場合によっては国債取引、タイムライン上でリアルタイム株価が見られ取引までできるスマートキャッシュタグ、暗号資産統合、おそらくは完全な資産運用も…その可能性は無限大だ…イーロン氏は『あらゆる金銭取引の中核となるサービスにする』と文字通り語っている」— テスラコノミクス 発言
億万長者イーロン氏は、テスラコノミクスによる予測をリポストし、これらの予想が間もなく現実となる可能性を間接的に認めた。
初期の憶測としては、XマネーがドージコインやXRPによる支払いを受け入れる可能性も取り沙汰されていた。しかし市場アナリストのチャマス・パリハピティヤ氏は、Xマネーはむしろステーブルコイン普及を加速させると指摘。本システムによる収益は、プラットフォームではなく利用者のもとに還元されると主張している。
イーロン氏はこれらの予測内容を直接は認めていないものの、支持を示唆するコメントを投稿した。
Xの月間アクティブユーザー数は6億人超に上ることから、暗号資産導入が実現すればその影響は甚大となる可能性が高い。
これら一連の動向は、Xマネーが大規模展開へと急速に近づいていることを示唆する。本プロジェクトでは、全米40州超で送金業ライセンスも既に取得済み。
「𝕏マネーは今年最大の話題となる。準備はできているか?」— テスラオーナーズ・シリコンバレー 発言
ステーブルコインによる決済市場は現在、VisaやStripe、Metaといった大手企業が本格参入し、激しい競争が繰り広げられている。Xマネーもこの競争の外にはいられないだろう。