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ピーター・ブラント氏、モネロ(XMR)に「神のローソク足」示唆

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著者:
Nhat Hoang

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編集:
Shigeki Mori

12日 1月 2026年 15:26 JST
  • モネロは取引高とドミナンスの上昇を背景に、過去最高値を更新した。
  • ピーター・ブラント氏はXMRのブレイクアウトと銀を比較し、強力な月足ゴッドキャンドルの可能性を示唆した。
  • 地政学的緊張の高まりを受け、資本が追跡困難な暗号資産に移る中、プライバシーコイン需要が拡大している。
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匿名性に強みを持つ暗号資産モネロ(XMR)が過去最高値を更新し、価格は598ドルに達した。時価総額も初めて100億ドルを超え、主要暗号資産の一角として存在感を強めている。市場では複数のアナリストが強気姿勢を崩しておらず、今回の上昇は中長期的なトレンドの初動にすぎないとの見方が広がる。

こうした中、ベテラン・トレーダーのピーター・ブラント氏は、モネロの値動きを貴金属の銀相場になぞらえ、チャート上で「神のローソク足」と呼ばれる強い上昇シグナルが現れる可能性を指摘した。暗号資産市場全体で資金回帰の動きが意識される中、モネロの先行きを占う発言として注目を集めている。

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モネロは暗号資産市場の「銀」になれるか

1月12日、BeInCryptoの価格データによれば、モネロ(XMR)は前週土曜日から30%超上昇した。585ドル超で取引され、時価総額は107億ドルを突破していた。

モネロ(XMR)の価格推移 出典:BeInCrypto

取引高も3億ドルを上回り、過去1か月で最高水準となった。この動きはXMRを前回サイクルの高値515ドルを突破させた。アナリストは上昇が続く可能性があるとみる。

「価格は勢いよく上昇基調を継続している。過去のレジスタンスを強い動きで突破し、下落も限定的だ。構造は引き続き強気な状態。下落時には買い手が参加しており、分配売りの明確な兆候はまだ出ていない」とアナリストの0xMarioNawfal氏は述べた

ピーター・ブラント氏は、XMRの値動きを銀の過去のブレークアウトと比較した。同氏はXMRの月足チャートと銀の四半期チャートを分析した。

いずれも過去に2つの大きな高値を記録し、長期のレジスタンス・トレンドラインを形成していた。その後、銀はこのトレンドラインを上抜けて強力な「ゴッドキャンドル」を出現させた。

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例によってブラント氏はXMRの具体的な価格目標を示さなかった。ただ、この比較は、XMRが自身のトレンドラインを突破すれば月足チャート上で同様の「ゴッドキャンドル」が見られる可能性を示唆している。

XMRドミナンスも2023年以来の最高水準に達した。この指標はXMRの暗号資産市場全体に対するシェアを示す。

XMR Price and XMR Dominance.Source: TradingView
XMR価格とXMRドミナンス 出典:TradingView

価格は過去最高値を記録する一方、ドミナンスは相対的に低い水準にある。この組み合わせはさらなる上昇余地を示唆する。他のアルトコインからXMRへの資金移動が起こる可能性を示している。

地政学的緊張下でモネロ注目集まる可能性

モネロが2026年にアウトパフォームする要因はいくつかある。最近のBeInCryptoのレポートは少なくとも3つの要因を指摘した。それは、税務執行強化によるプライバシー需要の高まりや、ジーキャッシュのチームによる失望を受けた投資家心理の変化などである。

地政学リスクも強力な追い風になる可能性がある。

テザーは最近、5つのトロンウォレットで1億8200万ドル超のUSDTを凍結した。これらのウォレットは不正資金との関連がある。TRM Labsのレポートによれば、トロンチェーン上のUSDTがイランの革命防衛隊(IRGC)関連の資金フローで使われ、イギリス企業経由で10億ドル超が移動したという。

イランもまた、20億ドル超の暗号資産を使い、代理軍への資金供給や制裁回避を実施してきた。

ステーブルコインやプライバシー非対応アルトコインが追跡・凍結できる状況では、資金はより安全な経路を模索する。その環境下でモネロが有力な選択肢となる可能性が高い。

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