XRP価格は直近の取引で急落し、市場全体にパニック売りが広がった。この下落は投資家のセンチメントをさらに弱気に傾け、損失回避の売却が相次いだ。
ただし、この激しい売りでXRPは売られすぎの水準に達した。短期的な反発を狙う買いが入りやすい状況である。
XRP保有者が損失回避で売却加速
オンチェーンの損益取引量データによると、過去20日間はXRPの取引で損失が優勢となった。多くの投資家は一時的な価格上昇時に売却し、損益分岐点付近でポジションを解消しようとした。下落基調が続く中、さらなる損失拡大を避けるため売り圧力が強まった。
Sponsored直近1週間では、損失をきっかけとした売りが加速した。多くのXRP移転が投資家の取得原価を下回る価格で発生した。これは戦略的な再編ではなく、恐怖による動きが中心である。歴史的に見ても、このような状況は投資家の投げ売り局面を示しており、現在のXRPにも当てはまりそうだ。
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マネー・フロー・インデックスは、価格と出来高から売買圧力を測定する指標で、過去24時間で売られすぎの領域に入った。これは売り圧力が限界に近づいているシグナルと捉えられる。
過去にも同様の売られすぎ水準から、戦略的な買いのエントリーポイントが形成された。パニック売りがピークに達したとき、割安感を狙う投資家が買い始めるケースが多い。ただし、これがXRPのトレンド転換を保証するものではない。供給圧力が弱まり需要が安定すれば、短期的な反発が生じやすい。
XRP価格、直近の下落から回復可能
XRPは本稿執筆時点でおよそ2.14ドル付近で推移し、短期的反発の兆しを見せている。直近の高値と安値から算出したフィボナッチ・リトレースメントが重要な参考ゾーンとなる。現状、売られすぎサインを受けて買い手が主導権を取り戻そうとしている。
アルトコインは既に23.6%フィボナッチ水準の上でサポートを形成済み。この水準の維持が回復シナリオを強める。さらなる強気転換には、61.8%フィボナッチ水準(2.27ドル付近)をサポートに転換する必要がある。これが達成できれば、次は2.41ドル到達が視野に入り、直近の損失を回復しやすくなる。
一方、サポートが弱まれば下値リスクも残る。23.6%フィボナッチ水準を維持できなければ、XRPは再び売り込まれる。その場合、価格は2.03ドル付近まで下落する可能性がある。この水準も割り込めば、2.00ドルの心理的サポートを下抜け、下落基調が続き強気シナリオが否定される見通し。