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XRP新規アドレスが354%増、1.5ドルの抵抗を試す展開

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21日 3月 2026年 00:00 JST
  • XRPの新規アドレス数が3月20日に約1万2,000件となり、1カ月以上ぶりの高水準を記録した。
  • 1,000万~1億XRP規模のクジラによる取引が、3月15日のXRP価格が$1.58へ上昇した際にピークを迎えた。
  • XRPが新規アドレス増加による上昇を価格に反映するには、$1.5119を終値で上回る必要がある。
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XRPは3月20日、1.4555ドルで取引されている。価格は1.5119ドルのレジスタンス直下で推移し、これは月中の上昇を抑えていた水準である。このタイミングで新規アドレス数が急増し、1カ月ぶりの高水準となった。まさに価格が支えを必要とする局面で、需要シグナルが加わっている。

タイミングは重要である。オンチェーン活動が同様に急増したのは、2月初旬と2月10日前後だった。その際、XRPは局所的な転換点に近づいていた。今週の新規アドレス急増が持続的な買い圧力につながるかどうかは、今後数回のチャート動きが答えを示す。

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XRP新規アドレス数が354%急増

XRPの新規アドレス数は3月20日に約1万2000まで急増した。Glassnodeのデータによると、これは2月下旬から3月上旬にかけておおむね日2500~3500程度にとどまっていた基準から、約354%の増加。

新規アドレス生成は初めて開設されるウォレットを計測する指標である。これほど大規模な急増は既存保有者の資金移動ではなく、新規参加者の流入を示す。これは供給サイドではなく、需要サイドのシグナルである。

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XRP新規アドレス数
XRP新規アドレス数 出典: Glassnode

チャートに見られる過去のパターンは、慎重な解釈を支持する。規模が近い新規アドレス急増は、1月31日に約1万6000、2月10日に約1万5000だったが、いずれも明確なブレイクアウトではなく、価格変動が大きいタイミングで発生した。1月31日の急増は急激な下落に先行した。

2月10日の急増は短期間の回復局面に重なった。どちらもそれ自体で持続的なトレンド転換にはつながっていない。ただし、3月20日の急増は1.33ドル~1.46ドルの価格調整局面後に発生しており、基盤構造はより強固になっている。

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この水準で新規参加者が流入すれば、既存の売り圧力を吸収し、さらなる上昇の土台となり得る。

クジラがXRPを大量取得

新規アドレス急増は上昇傾向のサインだが、Santimentによるクジラ取引データはシークエンス上の重要な対比材料を提供する。1000万~1億XRP規模の取引は、3月15日ごろに右側目盛で約112.7億に達し、XRPのローカル高値1.58ドル付近とほぼ一致した。

そのピーク以降、クジラの活動は3月19日時点で約110.9億まで減少し、XRP価格は1.463ドルまで後退。この推移―クジラの蓄積が価格上昇に先行し、価格下落局面でクジラ活動が減少―は典型的な分配シグナル。3月15日の上昇は、少なくとも一部は大口保有者の売却によるものであり、小口投資家の新規需要が主導ではなかった可能性を示す。

XRPクジラ保有
XRPクジラ保有 出典: Santiment

従って、3月20日の新規アドレス急増は、主導権移転の可能性を示す。1.43~1.46ドルの水準で個人投資家が流入すれば、1.55~1.58ドルでクジラが分配した分を吸収できる。

この主導権移転―大口が小口買いで売り抜ける動き―が価格にとって建設的なのは、新規買い手がすぐに退場せずポジションを維持した場合のみである。今回の新規アドレス急増が本格的な買い意欲か単なる短期投機かは、今後数日でXRPが1.5119ドルを試すか否かで明らかになる

XRP、1.50ドル突破に失敗

日足チャートでは、XRPは2月5日の暴落ヒゲで1.21ドルにタッチしてから、緩やかな回復を継続している。それ以降、安値を切り上げる展開となり、直近の下値支持は1.43ドル。

現在の1.45ドルは1.43ドルのサポートと、次の重要レジスタンス1.51ドルの中間に位置する。日足終値で1.5119ドルを上抜ければ、3月15日に一時到達した1.58ドルへの道が再び開ける。1.58ドルを明確に抜けると、1.70ドルが次の目標値となる。この水準は2月初旬以降、未到達である。

重要なリスクは1.33ドル割れにある。このサポートを割り込むと2月5日以降の回復構造が否定され、同日ヒゲ安値の1.21ドルが最後の下値支持となる。

XRP価格分析
XRP価格分析 出典: TradingView

新規アドレス数が354%急増し、直近の価格水準で新たなリテール需要が集中したことで、短期的な需要が予想される。しかし、クジラのデータはXRPが既に1.58ドルで一度失敗したことを示している。

2度目の挑戦には、Glassnodeのデータで特定された新規参入者がウォレットを開設するだけでなく、そのポジションを保有することが必要。これが実現すれば、1.51ドルを突破する。そうでなければ、XRPは再び1.43ドルのサポートを試す展開となる。

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