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XRP価格、ETF需要低下で25%下落リスク

25日 1月 2026年 20:17 JST
  • 隠れた強気のダイバージェンスが成立せず、XRPは$1.85〜$1.86の下落局面直上で脆弱な状態にある。
  • ETFからの資金流出とHODLerのポジション横ばいが続き、買い手不在の中で下方リスクが静かに高まっている。
  • 終値が$1.85を下回ると、$1.70や場合によっては$1.42まで下落する可能性がある。
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XRP価格は危険な局面にある。現在約1.89ドルで推移し、重要な下落ゾーンをわずか1%上回る水準。表面上はチャートは落ち着いた印象だが、水面下ではいくつものシグナルが静かにリスクの高まりを示している。この状況が特殊なのは、支持線に接近している点だけではない。過去に起こるはずのことが起きなかった点が異例である。

XRPは最近、通常なら短期的な反発につながる強気のシグナルを示した。しかし今回、値動きはほとんどなかった。この不発こそが本当の警告サイン。

隠れた強気ダイバージェンス失敗 警告か

12月31日から1月20日にかけて、XRP価格は日足チャートで隠れ強気ダイバージェンスを形成した。価格が高値を切り上げる一方、RSIは安値を切り下げた。

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隠れ強気ダイバージェンスは、通常は売り圧力の弱まりや買い手の巻き返しの近さを示唆する。確実な上昇を約束するわけではないが、多くの場合、一時的な反発や上昇局面につながる。

しかし今回は違った。

ダイバージェンス点灯後、XRPはほとんど上昇しなかった。価格は伸び悩み、モメンタムも拡大しなかった。これは重要な意味を持つ。売り手は動きを弱めた一方、買い手が入らなかったことを示す。

Key Divergence Failed
ダイバージェンス不発 出典: TradingView

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こうしたダイバージェンスの不発は、弱気な市場で多く見られる。これは強さではなく、迷いである。強気シグナルが失敗した場合、シグナルの誤りではなく、需要の欠如を表す。

現在もXRPの上昇ウェッジ構造は、支持線が割れれば25%の下落があり得ることを示唆する。買い手が不在で売り手が徐々に主導権を取り戻す中、XRPはわずかな下落でも大きな値動きにつながりかねない局面に近づいている。

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また、売り圧力が和らいでも買い手が現れなければ、売り手が戻ったときどうなるだろうか。

ETF資金流出と保有者データ、需要減退を裏付け

答えは資金フローの推移に表れる。

数週間ぶりに、XRP関連ETFが純流出を記録した。1月23日までの1週間で約4050万ドル流出。長期にわたり流入が続いてきたなかでの資金流出は、動向の明確な変化である。

ETFの資金フローは、大口資金の動きを反映する。流入が止まりマイナスになる場合、機関投資家の需要が一時的に休止、または後退していることを示す。

Weak ETF Demand
ETF需要の低迷 出典: SoSo Value

オンチェーンデータも同様の傾向を示している。

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XRPホドラー・ネットポジション・チェンジ(長期保有者の月次残高変化)は横ばいから減少へ転じた。1月20日時点で長期保有者が保有していたXRPは約2億3210万枚だったが、1月24日には約2億3155万枚へと減少した。

ホドラーの買い増し停滞 出典: Glassnode

これは強い売却とは言えないが、蓄積も進んでいない。ダイバージェンス発生後、長期保有者の買い増しは目立たなかった。価格動向が示唆した通り、買い手は十分な自信が持てなかった。

ETF需要が停滞し長期保有者も動きを止めていると、反発は苦戦しやすい。

クジラ売却でXRP下落リスク続く

買い手がためらう中、あるグループが動いた。

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1000万枚から1億枚のXRPを保有するウォレットは、保有量を減らし始めた。1月18日にこの層が保有していたXRPは約111億6000万枚だったが、直近の観測では約110億7000万枚となった。

その減少幅は約9000万枚。現在のXRP価格で換算すると、およそ1億7000万ドル相当の売却となる。

XRP Whales Dumping
XRPクジラによる売却 出典: Santiment

この売り圧力は、XRPが隠れた上昇傾向のダイバージェンスに反応できなかった理由でもある。また、価格がサポート付近で推移し続けている理由も説明できる。テクニカルの観点からもリスクは明確。

日足で1.85〜1.86ドルを下回ると、ウェッジ型のサポートを割り、下値目標が発動する。その場合、まず1.70ドル付近まで下落し、勢いが加速すればさらに1.42ドル付近まで進む可能性がある。これは約25%の下落目標に近い水準。

XRP Price Analysis
XRP価格分析 出典: TradingView

一方で、XRPが1.98ドルを再び上回れば、弱気の圧力を緩和できる。それは短期的な下げ止まりをもたらすが、買い参加者が戻らなければトレンド転換にはならず、単なる一時的な反発にとどまる可能性が高い。現状では、売りが優勢で買いが見られない不均衡な状況。

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