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XRP、3.30ドル再来の連鎖的上昇に期待

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執筆&編集:
Ananda Banerjee

27日 1月 2026年 19:00 JST
  • 短期のXRP売り手が撤退する一方、ETFへの資金流入と中期保有者による着実な信頼回復が進んでいる。
  • RSIのダイバージェンスと20日EMAの回復が、XRPの段階的なブレイクアウトの引き金となる可能性がある。
  • XRPの$3.30上昇には、クジラによる蓄積と重要水準の回復が必要だ。
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XRPの価格は過去24時間で約1%上昇しているが、この上昇自体には大きな意味はない。重要なのは、その裏で何が起きているかである。

短期トレーダーは退出し、中期保有者が参入し始めている。XRP ETFのフローも静かに再びプラスへ転じている。こうした変化が連鎖反応の起点となり、小さなテクニカルな要因が引き金となれば、大きな値動きにつながる可能性がある。昨年到達した水準まで再び戻る展開も考えられる。

XRP保有層、投機から信念重視へ移行

最も明確な変化の一つはXRPのHODLウェーブに表れている。HODLウェーブ指標は、コインがどれだけの期間保有されているかを示し、短期トレーダーと長期的な確信保有者を分けるのに役立つ。

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過去1か月で投機的な供給が大きく減少している。1日〜1週間グループの保有者は1月9日から1月26日にかけて約1.5%から0.76%に減少した。

1週間〜1か月グループも、12月27日以降、5.71%から約2.07%へと月毎に減少。同時に長期保有者は逆の動きを示している。

投機的資金の流出: Glassnode

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6か月〜12か月の保有グループは19.5%から22.3%に増加。さらに、1年〜2年グループも11.73%から11.92%へと上昇している。

中長期保有者がXRPに参入: Glassnode

これは重要だ。投機的資金は通常、局所的な安値で流出し、確信を持つ資金は静かにポジションを構築する傾向。最大級の確信指標であるXRP ETFフローも、この見方を裏付けている。先週は純流出で終わったが、今週は再び流入が戻ってきている。

XRP ETFs
XRP ETF: SoSo Value
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要するに、移り気な資金が出ていき、腰の据わった資金が流入している構図。

価格チャートはドミノ現象を示唆、即時の急騰は見られず

価格チャート上では、XRPは昨年11月初旬から大規模な逆三尊パターンを形成中だ。一見すると、このネックラインは現状価格より相当高い位置にあり、現実味がないように映る。

この位置まではあと約31%の上昇が必要。もし本当にブレイクアウトが起きれば、上値余地は約33%になる計算。

これは一見遠く感じるが、ドミノ効果はネックラインから始まるわけではない。最初の引き金はモメンタムである。XRPは1月17日に直近20日間のEMAを失った。EMA(指数平滑移動平均)は、最近の価格に比重を多く置いて短期トレンドの強さを示す。

XRP Price Chart
XRP価格チャート 出典: TradingView

この20日EMAを再び上抜けるには、1日あたりわずか3~4%の上昇で達成可能。前回XRPが同じくEMAを取り戻したのは1月2日で、この時は26%近い急騰を見せた。類似の動きが出れば、XRPはネックライン到達が早まる可能性もある。

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既にRSIにもモメンタムの支えが現れている。RSI(相対力指数)は、価格の勢いが強まっているか弱まっているかを示す指標。

11月下旬から1月25日にかけて、XRP価格は安値を切り下げているが、RSIは安値を切り上げている。この上昇傾向のダイバージェンスは、価格が上向く前に売り圧力が弱まっている兆候となることが多い。

Bullish Divergence
強気ダイバージェンス 出典:TradingView

ここからドミノが始まる。

RSIが安定→EMAを回復→勢い増す→ネックラインが注目される→ネックラインを突破し、ブレイクアウトが発動。

クジラの買い増し、XRP最終局面で3.30ドルを支援

大口保有者がこの流れに備えている様子。実際、XRPを1,000万から1億枚保有するウォレットの合計残高は、1月25日以降に約111億6,000万枚から111億9,000万枚へ増加した。

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この買いは強気ダイバージェンスが現れた直後に始まっている。チャート上で見える同じ勢いの変化にクジラが対応した形。積み増しは慎重で、積極的ではないが、全体の確信の高まりと一致している。

XRP Whales
XRPクジラ 出典:Santiment

ここからは価格水準が重要。

まずXRP価格が20日EMAを回復する必要がある。その上は2.05ドル付近と2.20ドル付近にレジスタンス。2.52ドルを明確に突破して維持すれば、ネックラインが再び注目される。

XRP価格分析 出典:TradingView

ネックラインを突破した場合、ドミノ効果が完了し、3.30ドル(正確には3.34ドル)への道が開ける。これはヘッドからネックラインまでの距離の33%分に相当する。また、昨年10月にXRP価格が到達した水準でもある。

1.80ドルを下回ると構造が弱まり、1.76ドルを割ると完全に無効化される。

現時点でXRPはまだブレイクアウトしていない。しかし、ブレイクアウトにつながる一連の流れが静かに形成されている。

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