XRP価格は、12月31日の最安値から約33%上昇し、過去24時間でも約11%上昇している。この動きは、ここ数か月でXRPの短期リバウンドとして最も力強いものの1つであり、長期的なもみ合い局面の後に起きている。
この上昇により、XRPの価格予測は全体的に改善。しかし、依然として確認は不十分。テクニカルモメンタムは強まりつつあるが、オンチェーン指標は市場が敏感な利益確定ゾーンに入ったことを示す。XRPがさらに高値を目指せるかは、重要なレジスタンス付近での価格動向次第。
Sponsored価格予測が強まる中、クロスオーバーと出来高が一致
XRPの反転上昇は、1.77ドル付近でトリプルボトムを形成した後に始まった。このゾーンが複数回サポートとして機能し、現在の上昇の構造的な土台となっている。
モメンタム系の指標も好転。20日指数平滑移動平均(EMA)は、50日EMAに迫る。EMAは直近価格に重みを置くため、速いEMAが遅いEMAを上抜けると、しばしば強気への転換シグナルとなる。強気のクロスオーバーが確定すれば、一過性ではなくトレンド継続を後押ししてきた履歴がある。
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出来高の動きも、この見方をやや慎重ながら裏づける。オンバランスボリューム(OBV)は、資金が流入しているか流出しているかを測る指標で、下降トレンドラインを上抜けた。これは買い手がブレイクアウトに参加していることを示す。ただし、XRP価格が上昇している一方で、OBVはまだ明確な高値を付けておらず、買い圧力が高まってはいるが急激な上昇にはなっていない状況だ。
また、チャートで示した通り、2.41ドル付近でOBVの上昇は鈍化。長いヒゲも、この水準で一部売りが戻っていることを示している。
Sponsored Sponsoredこれら一連のシグナルは、XRPの価格予測を向上させるが、さらなる高値での価格確認が依然必要。
オンチェーンデータで蓄積傾向、利益確定圧力も強まる
オンチェーンデータが環境に奥行きを加える。
長期保有者はなお積み増しを継続。長期保有者は、XRPを長期間保有し、売却の頻度が歴史的に少ないウォレット。12月30日以降、このグループの純保有量は1日あたり約900万XRPから4700万XRPへと増加。ラリー期間中の純積み増しは420%超となり、継続的な確信を裏付ける。
一方、利益確定圧力も高まる。長期保有者NUPL(含み損益)は、長期保有者がどれだけ含み益を持つかを示す指標。NUPLは12月初旬以来の水準まで戻している。
Sponsoredこの0.48〜0.49前後の水準では、XRPはその後9日間で約14%下落した。過去の再現を保証するものではないが、利益確定が増加してきたエリアに再び市場が入った状況を示す。
特に、過去2日間で保有者の積み増しペースが減速したことが前述の指標でも確認できる。長期保有者は引き続き積み増しているものの、1月4日以降はその速度が鈍化しており、価格やNUPL上昇に伴い買い手の選別も強まっている模様。
XRP価格予測 2.41ドルの抵抗線が焦点
全てのテクニカル及びオンチェーン指標は、2.41ドル付近に集約。
Sponsored Sponsoredコストベース分布のヒートマップでは、この価格帯が主要供給クラスターとなる。コストベースとは過去にコインが買われた価格帯。2.39〜2.41ドルの間で、約15億6000万XRPが蓄積された。このゾーンに価格が再到達すると、多くの保有者が損益分岐点で売却しやすくなるため、レジスタンスとなる。先述のXRP価格チャートでも、このレジスタンスゾーンが明示されている。
これが、XRPが2.41ドル付近で足踏みしている理由であり、OBVが横ばいのままNUPLだけが上昇し続けている要因でもある。
XRPの上昇予想を維持するには、2.41ドルを明確に日足で上抜ける必要がある。その場合、上値の売り圧力が弱まり、次の上昇目標は2.69ドル付近となる。この水準は、現在値から約13%のさらなる上昇に相当する。
2.41ドルを奪還できなければ、下落リスクが高まる。最初のサポートは2.26ドル付近、より深いサポートは1.90ドル前後にある。押し目が入った場合でも、1.77ドルを維持できれば全体の構造は崩れない。
XRPの上昇には勢いがあるが、いま最も重要な局面に差しかかっている。今後の価格予想は指標だけでなく、投資家が2.41ドルを抵抗線から支持線にしっかり転換できるかどうかに左右される。