XRP価格は1月に大幅な調整となった。1月14日以降、XRPは約16%下落。小幅な反発をみせても過去24時間では約2%安を維持し、市場心理は慎重なまま。
しかし、複数のシグナルが売り圧力の減退を示している。歴史的に信頼性の高いモメンタム・セットアップが再出現し、コインのアクティビティは6か月ぶりの低水準に落ち込んだ。短期保有者はすでに大きな含み損を抱えている。これらの条件が重なった際は、しばしば急激な逆方向の動きが生じる。
Sponsored過去に33%上昇を導いた馴染みの強気ダイバージェンス
最初のシグナルはモメンタムに表れる。
日足チャートでは、XRPに強気のダイバージェンスが点灯中。11月4日から12月31日にかけて、価格は下値を更新したが、RSIは上値を切り上げた。RSIは直近の上昇と下落を比較し、モメンタムを測定する。価格が弱含む中でRSIが改善する場合、売り圧力の衰退を示唆する。
前回このセットアップが現れた際は、XRPが1週間足らずで約33%急騰した。
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同様のパターンが11月4日から1月19日にかけて再び形成されている。価格は下落したが、RSIは下落を否定して上昇基調となった。この動きが再びXRPを33%押し上げる保証はないものの、モメンタムが価格と再び乖離しており、トレンド転換時と似た状況を示す。
モメンタムだけでは不十分。売りの動向が枯渇の兆候を裏付ける必要がある。
Sponsored Sponsoredコイン取引量が8300万からほぼゼロに減少、パニック売り懸念が後退
その裏付けはオンチェーンの動きから現れている。
パニック売りに伴う弱気のシグナルが6か月ぶりの水準まで低下した。年齢層ごとのコインアクティビティを示す「Spent Coins Age band」では、1月15日に約8300万XRPだった値が、1月21日にはほぼゼロ(0.06)に急減。価格下落にもかかわらず全世代でほとんど流動や売却が行われていないことを示す。
同時に、短期保有者の動向もこの枯渇状態を強調する。
短期保有者のNUPL(評価損益)で、直近の購入者が利益か損失かを示す指標は急激に悪化。1月5日以降、この数値は約−0.03から−0.235へと推移し、含み損が680%以上拡大した。つまり短期保有者の多くがすでに大幅な含み損。
Sponsoredこれほど含み損が膨らみ、コイン移動が減ると、さらなる売却への動機は大きく低下。売り圧力は買い手が強いからではなく、売り手が疲弊し尽くしているために弱まる。
目先、反発を邪魔する要素が特にないなら、焦点は予想される反発がどこまで続くかに移る。
XRPのブレイクアウトと下落水準をコスト基準が示す
コストベースのデータは、XRPが多く買われたポイントを示す。こうした水準は、多くの保有者が損益分岐で売却しやすいため抵抗帯になりやすい。
最初の重要なレベルは2.00ドル。大きな心理的節目であり、約15億5000万XRPのコストベースが集まるゾーン。この水準の回復が、まず安定化への第一歩。
Sponsored Sponsoredその上では、2.14〜2.16ドルが最も強い短期的な抵抗帯。この範囲には約19億2000万XRPが集中し、現水準より上では最も大きな供給ゾーン。
2.17ドルを明確に上抜けると、この供給帯を突破し、売り圧力が吸収されているサインとなる。その場合、XRP価格チャートによれば、2.41ドル、2.49ドル、さらに2.89ドル付近まで上値が意識される。
一方で、現在の構造を維持できなければリスクは残る。
1.84ドルを割り込むと反発シナリオは弱まる。1.77ドルが重要な下値支持線。