XRP価格は、暗号資産市場全体の悪化を背景に依然として上値の重い展開が続く。数日間にわたり回復基調が維持できず、圧力が続いている状況。
売り圧力が継続する中でも、投資家は主要サポートを守りつつ追加購入を進め、下落リスクの限定を図っている。
SponsoredXRP保有者の姿勢に変化
XRPを取り巻く市場センチメントは依然として脆弱な状態。清算データは下落リスクの増大を示している。清算ヒートマップによると、XRPのロング勢は、価格が2ドルに近づくと大きなリスクに直面する。2.02ドル付近にはロング清算の集中が見られ、2,540万ドル相当のレバレッジポジションが存在。
このゾーンに突入すれば、強気センチメントが急速に失われる懸念。強制清算は売り圧力を一段と強め、ショート参入を促す要因となる。
こうした状況が進めば、指標は完全な弱気転換に傾く。特に、XRPの長期下落と短期勢いの弱まりにもかかわらず楽観を維持していたデリバティブトレーダーに影響を与える可能性が高い。
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短期的には弱含みが続くが、マクロ指標は基調需要の改善を示している。取引所ポジション変化データではグリーンバーが増加し、取引所からの純流出が進んでいる。これは投資家がXRPをプライベートウォレットに移し、売却準備よりも買い圧力が強まっていることを示唆。
ここ3カ月は売り優勢が続いていたが、この流れが変わりつつある。買い集めが続けば、市場全体の悪化が進行しない限り、価格の安定につながる可能性がある。
Sponsored分配から蓄積への転換が、中期的な回復シナリオを後押しする材料。
XRP価格、さらなる下落リスク後退か
XRP価格は本稿執筆時点で2.06ドル付近で推移。10日以上続く下落トレンドが回復を阻んできた。2.03ドルサポート上を維持しており、短期の市場構造やトレーダー心理で重要な水準。
このサポートは直近数週間で複数回試されており、現水準での投資家関心の強さを示す。積極的な買い集めが2.03ドルの防衛要因となり、XRPがこのレンジで推移しても維持が期待される。
反発成功なら2.10ドル上抜けが視野となり、下落トレンドを打破して勢いを取り戻す展開も想定できる。
ただし、市場全体の弱さが強まれば、こうした強気の動きは打ち消される可能性もある。2.03ドルを明確に割れば、XRPは2ドル割れリスクに晒される。
この展開となれば強気シナリオは否定され、約2,500万ドル規模のロング清算につながる。さらに売り圧力が高まり、XRPが1.93ドルまで下落する可能性もある。