XRPは弱含みの兆候を示しており、過去7日間で4%以上下落している。RSIのようなモメンタム指標は39まで急落し、弱気圧力の増大を示している。
一目均衡表とEMAパターンはともに下落トレンドの継続を示しており、チャート上にはデスクロスの可能性が迫っている。XRPが重要なサポートレベルを守り、上方の抵抗を突破しない限り、今後の道筋はさらなる下落に傾く。
XRPの勢いが弱まり、RSIが売られ過ぎゾーンに近づく
XRPの相対力指数(RSI)は、1日前の50.84から39まで急落した。
これは短期的なモメンタムの顕著な変化を示し、買い手が後退する中で売り圧力が高まっていることを示唆している。
中立の50を下回ったことは、現在のところ弱気が支配していることを示している。モメンタムが反転しない限り、XRPは短期的にさらに下落する可能性がある。

RSIはモメンタムオシレーターで、価格変動の速度と変化を0から100の範囲で測定する。70以上の値は通常、資産が調整を迎える可能性がある過熱状態を示し、30以下の値は売られ過ぎの状態と反発の可能性を示唆する。
XRPのRSIは現在39で、弱気領域に入っているが、まだ売られ過ぎのレベルには達していない。
RSIが30に向かってさらに下がる場合、反発の可能性が開けるかもしれないが、現時点ではモメンタムの弱化と強気トレーダーへの注意が求められる。
XRP、雲の抵抗線下で弱気継続
XRPの一目均衡表チャートは明確な弱気のセットアップを示している。価格動向は現在、雲(クモ)の下にあり、赤く塗られていることが継続的な下落モメンタムを示している。
先行スパンA(緑の線)は先行スパンB(赤の線)の下にあり、今後の弱気センチメントを強化している。
転換線(青の線)は基準線(赤の線)の下にあり、短期的なモメンタムが中期的なトレンドよりも弱いことを示している。

さらに、先行する雲は平坦で厚く、XRPが反発を試みる場合に強い抵抗レベルを示唆している。
強気のクロスオーバーが見られず、価格が転換線と基準線を上回ることができないため、チャートは売り手からの継続的な圧力を反映している。
XRPが雲の上でクローズし、スパンAをスパンBの上に反転させない限り、トレンドは弱気を支持する可能性が高い。
XRPのデスクロスが迫る中、重要なサポートに注目
XRPのEMAラインは収束しており、短期EMAが長期EMAを下回るデスクロスが形成される可能性を示唆している。これはしばしば弱気の継続を示す。
この弱気のクロスオーバーが確認されれば、XRPは売り圧力が増加し、2.26ドルの重要なサポートレベルを試す可能性がある。
それを下回ると、2.07ドルへのさらなる下落の可能性が開け、現在の下落トレンドを強化する。

しかし、XRPが2.26ドルのサポートを維持し、モメンタムを反転させることができれば、2.359ドルの抵抗レベルに向けた動きを試みる可能性がある。
そこでの成功したブレイクアウトは価格を2.479ドルに押し上げる可能性があり、強い買い圧力があれば、2.65ドルへの上昇も可能となる。
とはいえ、XRPは過去13日間、2.50ドルの水準を下回ったままであり、強気派が高値を取り戻すのに苦労していることを示している。
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