コンシューマー向けの暗号資産アプリのために構築されたブロックチェーン「Abstract」が、まもなく3年を迎える中でサービス終了する。2026年にすでに数百件に上る暗号資産プロジェクトが閉鎖されたが、その流れに加わる形となった。
今回のニュースを受け、Pudgy Penguinsへの注目が高まっている。NFTのフロアプライスは上昇したが、Pudgy Penguins(PENGU)のトークン価格は下落した。
数千万ドル投入も、Iglooが資金提供を停止
Abstractは2026年12月15日にオフラインとなる予定。利用者はそれまでに資産を他チェーンへブリッジしなければ、アクセスできなくなる。
プロジェクトチームは、分散型金融(DeFi)エコシステムの制約、流動性の薄さ、機関投資家の参入不足、予算制約などが成長停滞の要因だとした。
「この12カ月、プロダクト・マーケットフィットを模索し、チェーンのスケール化を目指してあらゆる角度から検討してきた。成功を目指したが、チェーンの状況は根本的に変化し、我々は大きな逆風に直面していた」としている。
Pudgy Penguinsの親会社であるIglooは、過去18カ月間Abstractを資金面で支えていたとルカ・ネッツCEOが述べた。
「2年間で数千万ドルを失いながらも、コンシューマー向けプロダクトの開発、優秀なチームの結成、世界的ブランドの誘致、そして数百万人規模のコミュニティづくりを進めたが、いまだプロダクト・マーケットフィットには到達できなかった」と同氏は記した。
ネッツ氏は、Iglooがトークン発行やICOの実施も検討したが、どちらも見送ったと説明。今後はPudgy Penguins、そのNFT、PENGUに注力する方針とした。
RootDataによると、2026年これまでに操業停止・破産・長期オフラインとなった暗号資産プロジェクトは、8月24日更新時点で347件に上る。
その後も閉鎖は続いている。ハーモニーは9月にサービス終了を発表。さらに、Blastは< a target="_blank" href="https://jp.beincrypto.com/blast-shutting-down-ethereum-layer-2/" rel="noreferrer noopener">10月26日を出金期限としている。
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PENGU下落でNFT買い手が流入
発表後、Pudgy Penguinsの< a href="https://beincrypto.com/learn/ai-crypto-marketing/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">フロアプライスはおよそ3.07イーサリアム(ETH)から3.37ETHへ上昇したと、Xユーザー< a href="https://x.com/StarPlatinum_/status/2107635255314456957" target="_blank" rel="noreferrer noopener nofollow">StarPlatinumが指摘。売買件数は69件、取引量は237ETHで、通常の10倍程度となった。
PENGUの価格は逆に動いた。BeInCrypto Marketsのデータによると、トークン価格は0.00917ドルで、24時間で4.17%下落した。
この水準は、2024年12月17日に記録した過去最高値0.06845ドルからおよそ87%下回る。
Abstractの整理に伴い、ネッツ氏は、Iglooが「Pudgy Penguinsを世界的なカルチャー現象に育て上げることに全力を注ぐ」と述べた。
Iglooは現時点で、この事業転換が具体的にどうなるかを明らかにしていない。今後の動静とPENGUの反応が、追加リソースが< a target="_blank" href="https://jp.beincrypto.com/pengu-token-pudgy-penguins-ipo-speculation/" rel="noreferrer noopener">初期の下落後のトークン回復につながるかを占う。
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