コインベース上場観測、2銘柄に投資家の視線集まる

8月に2つのアルトコインが米大手取引所コインベースへ上場するとの観測が市場で広がっている。上場に伴う急激な価格変動を見込んで、トレーダーの間では早期にポジションを取る動きが活発化している。

MAMO

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Base Networkベースの MAMOは、大手取引所コインベースが8月のロードマップに追加したアルトコインの1つ。0.1637ドルで取引されており、過去24時間で15%の上昇を記録している。

過去1週間で、MAMOの価格は約40%上昇しており、相対力指数（RSI）の読み取り値は短期的なさらなる上昇を示唆している。本稿執筆時点で、このモメンタム指標は63.23で上昇傾向にある。

RSI指標は資産の買われ過ぎや売られ過ぎの市場状況を測定する。0から100の範囲で、70を超える値は資産が買われ過ぎで価格下落が予想されることを示し、30未満の値は資産が売られ過ぎで反発が見込まれることを示す。

63.33で、MAMOのRSIはアルトコインが買われ過ぎになる前に成長の余地があることを示している。需要が続けば、トークンの価格は0.1905ドルまで上昇する可能性がある。強い需要はMAMOのコインベース上場の可能性を強化することもある。

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しかし、売りが始まれば、MAMOの価格は0.1568ドルまで下落する可能性がある。

モジュラー貸付プラットフォームEulerのネイティブトークンであるEULも、コインベースへの上場を待っているアルトコインの1つ。10.972ドルで取引されており、過去1日で4%上昇している。

過去1週間の市場全体の低調なパフォーマンスの中で、EULはその価値の21%を失った。EUL/USDの日足チャートでは、ネガティブなChaikin Money Flow（CMF）がアルトコインの需要の弱まりを反映している。本稿執筆時点で、これは-0.24で、下降傾向にある。

この指標は資産への資金の流入と流出を測定する。ポジティブなCMFは買い圧力が支配していることを示し、しばしば蓄積を示唆する。

一方、EULのようにCMFがネガティブになると、売り圧力が強く、下方へのモメンタムを示す。

下落が深まれば、EULは9.668ドルまで下落する可能性がある。

逆に、買いが続けば、価格は11.280ドルを突破し、13.576ドルに向けて上昇する可能性がある。