週末を前に、一部アルトコインが短期的な価格動向を左右する重要な初期シグナルを点灯中。上昇傾向の再燃から大幅下落による売り枯れサインまで、市場はテクニカル的に複合的な見通しとなっている。
BeInCryptoは、週末へ向けて投資家が注目すべき3つのトークンを分析した。
Sponsoredディークレッド(DCR)
Decredは強力な上昇拡大を示し、20.22ドル水準を再度突破して24.70ドルまで急騰した。この衝動的な上昇は、17.45ドル上で高値・安値切り上げが続いたことを受けて、買い手優勢の状態が再び成立したことを示している。この動きで、上昇傾向が長期の持ち合いフェーズから明確に転換した格好。
22.84ドルを上回って推移すれば、上昇モメンタムは継続と見られ、次の主要レジスタンスは25.94ドルとなる。25.94ドルを日足終値で上回れば、30.06ドルへの上昇が視野に入る。なお、DCRはビットコインとの相関係数が-0.09と弱く、BTCの広範な変動の影響を受けにくい点も特徴。
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日足終値で20.22ドルを下回れば上昇シナリオは否定される。その場合は再びモメンタムが中立化し、18.79ドルへの下落リスクが生じる。17.45ドルを割り込むと高値・安値切り上げ構造が完全に崩れ、再び下落基調や持ち合い入りが明確となる。
Sponsoredポリゴン(POL)
POLは下落を拡大し、0.0839ドルで過去最安値を更新した。一時的に22.8%急落したが、売りの一部を戻した。セッション終値は12.8%安で、POLが安定した値固めに苦しむ中、継続的な売り圧力と弱い市場心理を示している。
オンチェーンシグナルは慎重ながらも楽観的な兆し。チャイキン・マネーフローはPOL価格と強気のダイバージェンスを示し、弱含みながらも流出ペースが低下している。この変化により、需要回復の兆しが底流に生まれ、POLは0.1024ドル奪還と0.1193ドルレジスタンスまでの回復局面が開ける可能性がある。
しかし、センチメントが改善しない場合は、下方リスクが依然高い。弱気トレンド継続ならPOLはさらなる過去最安値を更新する可能性もある。その場合、強気ダイバージェンスの兆しは無効化され、下落基調が強まり、本格的な回復時期がさらに後ろ倒しとなる展開が予想される。
オプティミズム(OP)
OPは金曜日の取引時間内で過去最安値となる0.1579ドルまで下落した。この動きで直近1週間続いた弱含みがさらに拡大。OPの累積下落率は約40%となり、売り圧力と投資家心理悪化を裏付けている。
モメンタム指標では売り枯れ間近の可能性を示唆。マネーフローインデックスは売られ過ぎ水準に接近中で、歴史的に反発転換が起きやすいエリアとなる。これが確認されれば、押し目買いを誘発し、OPは0.1817ドル回復と0.2128ドル、または0.2506ドルへの上値余地が広がる。
一方、市場センチメントがさらに悪化すればOPの下値リスクは依然高い。安定できなければ0.1579ドル割れも視野に入る。新たな最安値を更新した場合は強気ダイバージェンスの兆しが否定され、下落基調が一段と鮮明化し、売り手優勢のまま回復が遠のく可能性がある。