タイ国政府観光庁(TAT)は20日、NFTを活用した観光キャンペーン「Amazing Thailand NFTs Season 3」を開始した。同キャンペーンではタイ国内の観光名所などで各種特典と交換可能なNFTのエアドロップを実施し、新たな観光体験を提供する。
NFTの無料配布は8月31日までとなっており、収集したNFTは12月31日までタイ国内のキャンペーン加盟店で特典や割引券と交換できる。ユーザーは、専用のモバイルアプリYAKS x Amazing Thailand NFTsをダウンロードし、NFTを収集可能。NFTのエアドロップを受け取れる観光スポットなどの情報は、同アプリのダウンロードページから確認できる。
Amazing Thailand NFTs Season 3では5万5000点の無料NFTが用意されている。5万点のNFTがタイ全土にある40の観光スポット、32の空港、7ヶ所の長距離バスターミナル、鉄道駅1駅で配布予定。残り5000点のNFTは飲食店、宿泊施設、スポーツ・アウトドア施設、ショッピングモールなどキャンペーン加盟店で配布される。
「Amazing Thailand NFTs」のキャンペーン開催は今回で3度目。2022年に第1弾、23年4月に第2弾が開催された。
タイ観光庁のタパニー・キアットパイブーン国内マーケティング担当副総裁は、
Amazing Thailand NFTsの最新シーズンは、第1、第2シーズンの成功を上回るだろう。NFTの発行枚数も前回比2倍超となるため、さらに素晴らしい成果を期待できる。
タイ国政府観光庁プレスリリース
と語った。
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