暗号資産Api3(API3)は、韓国最大のデジタル資産取引所Upbitへの上場発表を受け、8か月ぶりの高値を記録した。3桁にも及ぶ急騰で、API3はCoinGeckoで日間トップの上昇銘柄となった。この発表により投資家の注目を集め、市場でトレンド銘柄の上位に押し上げられた。
アップビット上場でAPI3が急騰
API3は分散型アプリケーション(dApps)を現実世界のデータと接続する分散型オラクルネットワークである。従来のオラクルが第三者に依存するのに対し、API3はAPIプロバイダー自身がオラクルを運営できる仕組みを提供し、データの信頼性を高め、信頼上の課題を軽減する。
同トークンは既にBinanceやCoinbase、OKXなど主要取引所で取扱われており、今回新たにUpbitに上場した。
API3は8月19日17時(韓国標準時)に取引を開始。取引所は、韓国ウォン(KRW)とテザー(USDT)の2つのペアで売買可能と通知した。
デジタル資産を入金する前にネットワークを確認してください。指定されたネットワーク以外での入出金はサポートされません
上場発表直後、API3は0.84ドルから1.86ドルへと121.43%急騰。2024年12月以来の水準となった。その後1.77ドルに調整したが、それでも112.5%の上昇を維持している。
時価総額も約1億ドルから2億ドル超へ倍増。本稿執筆時点で、API3はオラクル銘柄として時価総額で3位に位置し、Chainlink(LINK)とPyth Network(PYTH)に次ぐ規模となった。

価格急騰は取引開始と同時に急増した取引量を伴った。日次取引量は409.6%増の4億7300万ドルに達し、その多くをUpbitが占めた。
CoinGeckoのデータによると、韓国の取引所は全体の24.58%(1億1800万ドル)の取引量を占めている。取引開始から数時間での数字である。Upbit上場銘柄への市場反応は典型的だ。同取引所は韓国で最大の取引量を誇り、上場発表が価格変動を大きく促すケースは過去にも見られた。この傾向は、他のトークンでも確認されている。
Follow us on:
X(Twitter):@BeInCryptoJapan
Telegramチャンネル:@BeInCrypto Japan オフィシャルチャンネル
免責事項 - Disclaimers
当ウェブサイトに掲載されているすべての情報は、誠意をもって作成され、一般的な情報提供のみを目的としています。当ウェブサイトに掲載されている情報に基づいて行う一切の行為については、読者ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。
