レイヤー1ブロックチェーンのAptos(アプトス・APT)とJamboは16日、Web3対応スマートフォン「JamboPhone」の販売を開始した。デジタル経済への参入障壁を低減することを目的に両者が提携したJamboPhoneは、アフリカ、東南アジア、ラテンアメリカのユーザーを対象に、99米ドルで提供され、40カ国以上で利用できるという。
Jambo is teaming up with Aptos Foundation to open up access to the world of Web3 across Africa, Southeast Asia, and Latin America! pic.twitter.com/wFDrcWVZxV
— Jambo (@JamboTechnology) February 15, 2024
JamboPhoneは、アプトスのブロックチェーン技術を活用し、PetraなどのAptos互換ウォレットアプリケーションや、Web3サービスへのアクセスを提供するJambo Appが事前インストールされている。これにより、ユーザーはデバイスを通じて、分散型金融(DeFi)、ブロックチェーンゲーム(BCG)、学習ツールなど、Web3が提供するさまざまなサービスを直接体験できる。
Jambo Appは特に、新興市場のユーザーに合わせた教育コンテンツを提供し、Web3の知識と理解を深めることができるよう設計されている。JamboとAptosは、このような教育プログラムを通じて、技術の進歩が全ての人にとって利益をもたらすことを目指している。
AptosとJamboは、Web3へのアクセシビリティと教育を優先し、グローバルコミュニティのつながりを促進する。OKCoinJapanは2月下旬より国内初となる、暗号通貨(仮想通貨)アプトス(APT)の取扱いを開始する。Web3スマホにおいてはソラナ(SOL)が市場をリードしており、ソラナスマホの第2弾は予約注文が10万代を突破した。
アプトス・ネットワークとは?
アプトス・ネットワークが2022年10月18日にメインネットを開始。同プロジェクトはメタ(旧Facebook)のDiemプロジェクトに携わったモー・シャイフ氏とエイブリー・チン氏が立ち上げ、ブロックチェーン専用開発言語「Move」を採用。アンドリーセン・ホロウィッツ(A16z)などから資金調達に成功し、総額400億円超えを達成していた。
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- BlockSTM:スマートコントラクトの効率的な並列処理を実現するために開発されたコンセンサスアルゴリズム。トランザクション間の依存関係を管理し、読み取りセットの検証を通じてデータの整合性を保つことにより、ブロックチェーンのスループットとスケーラビリティを向上させる。
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- Aptos BFT:ビザンチン障害に対して耐性を持つコンセンサスアルゴリズム。アルゴリズムは、ネットワーク全体のセキュリティと効率を高めるために、選ばれたリーダーを通じてノード間のコミュニケーションを最適化します。Aptos BFTの導入により、トランザクションの確認速度が向上し、スケーラビリティとセキュリティ性が高まる。
アプトスは並列処理やパイプライン技術を用い、安全で効率的なトランザクションを可能にしている。APTトークンはガバナンスやステーキングに利用され、BlockSTMコンセンサスアルゴリズムを通じて高いスループットとスケーラビリティを実現。PoS(プルーフ・オブ・ステーク)とAptos BFT(Byzantine Fault Tolerant)の2つのコンセンサスアルゴリズムを採用し、トランザクションの並列処理を実現している。Move言語はセキュリティ面での強化を図り、Solidityに比べてデータの分散保存と所有権の明確化により、バグ発生時のリスクを低減している
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