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米SEC、アーク21シェアーズ・ビットコインETFの審査判断を再延期

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ヘッドライン

  • 米SECは26日、審査中のアーク21シェアーズ・ビットコインETFについて、決定を先送りした
  • 米SECはこれまでに3回、アーク21シェアーズ・ビットコインETFの審査判断を延期しており、最終期限は2024年1月10日
  • この判断延期の影響で、ブラックロックなど資産運用7社が提出した現物型ビットコインETFの審査も24年まで延期される可能性が高まった
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米証券取引委員会(SEC)は26日、現物型ビットコインETF(上場投資信託)のアーク21シェアーズ・ビットコインETF(ARK 21Shares Bitcoin ETF)について、審査判断を再延期した。同ETFは、資産運用会社アーク・インベスト・マネジメントとスイスの暗号資産(仮想通貨)投資会社21シェアーズが連携し、5月に申請していた。

米SECはこれまでに3回、アーク21シェアーズの審査判断を延期しており、最終期限は2024年1月10日となる。SECによる審査判断の延期は通例とされ、申請受理から最大240日という審査期間を最大限利用することが織り込まれている。

米SECがアーク21シェアーズについて3回目の審査延期を決定した影響で、ブラックロックなど資産運用7社が提出した現物型ビットコインETFの審査判断も、軒並み24年まで延期される可能性が高まった。なお、アーク21シェアーズについては回答期限が11月11日に設定されていたが、回答期限の数週間前にもかかわらず、判断を先送りを発表した理由は不明。

米SECの発表以降、ビットコイン価格は大きく動いていない。本稿執筆時点で、前日比0.4%増の2万6358ドル。

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Shunsuke Saito
青森県出身。2021年に暗号資産(仮想通貨)投資を開始後、22年よりライターとして従事。国内暗号資産メディアにてライター・編集を経て、23年3月、BeInCrypto(ビーインクリプト)にジャーナリストとして参画。ビットコイン、NFT、PoSノード、DeFiなどへの投資経験を持つ。
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