トラスティッド

アバランチ (AVAX) 、AWSとの提携で価格が急騰

5分
投稿者 Shigeki Mori
編集 Shigeki Mori

概要

  • Amazon Web Services(AWS)は、Ava Labsと提携した。
  • AWSはアバランチのインフラと分散型アプリケーション(dApp)エコシステムをサポートする予定。
  • AVAXは発表後数時間で30%の価格上昇を記録した。
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世界屈指のクラウドコンピューティングサービスプロバイダーであるアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)は12日、ブロックチェーン技術企業のAva Labsと提携し、さまざまな業界におけるブロックチェーン導入の規模拡大を支援することを決定した。

この提携は、個人や組織がAva Labsのレイヤー1ブロックチェーンであるアバランチ(Avalanche)でノードを立ち上げ、管理することを容易にし、ネットワークを利用する開発者には、さらなる強度と柔軟性を提供することが目的だという。

AWSがアバランチと提携

AWSは、Avalancheのインフラと分散型アプリケーション(dApp)エコシステムを、ワンクリックでノードを展開するとともに、マーケットプレイスを通じてサポートする。また、今回の提携により、Ava Labsは、スタートアップ企業やアーリーステージの起業家がAWSプラットフォーム上でスタートすることをサポートするAWS Activateプログラムに参加することになる。

この動きは、ブロックチェーン技術が個人や組織にとってより身近で利用しやすいものになるため、ブロックチェーン技術にとって大きな前進と言えよう。Avalancheはすでに多くのブロックチェーンに利用され、ネットワークを動かしているが、AWSのサポートにより、この数はさらに増えると予想される。

Ava Labs社のジョン・ウー 代表取締役社長は、「私たちは 500を超えるアプリケーションをチェーン展開しており、より良い体験を提供したいと願っている」と語った。

今回の提携は、AWSにとってブロックチェーン企業との初の基盤となりうる提携であり、ブロックチェーン技術全体にとって新たな時代を迎えることになるだろう。また、Ava Labsは、サブネットの展開をマネージドサービスとしてAWSマーケットプレイスに追加する予定であり、個人および団体の両方が独自のカスタムサブネットを容易に立ち上げること可能にしている。サブネットはAvalancheのスケーリングソリューションの重要な部分であり、メインブロックチェーンからトラフィックを迂回させ、プロジェクトは独自のレイヤー1またはレイヤー2のブロックチェーンを作成しながら、ネイティブトークンのAVAXをステークできるようにしている。

AWSの副社長兼スタートアップのグローバル責任者であるハワード・ライト氏は、声明の中で次のように述べた。

「ActivateとAvalancheとサブネットを掛け合わせると、画期的な瞬間が生まれる。ブロックチェーン(技術)はより一般化され、開発者が我々の市場でも使われるようになるだろう」

今回の提携は、ブロックチェーン技術の採用が近い将来加速し、主流となることを明示している。AWSのような大手企業の支援によって、Ava Labsはブロックチェーン界に大きな影響を与える態勢が整い、技術全体にとってエキサイティングな時期となっている。

AvalancheエコシステムのネイティブトークンであるAVAXは、発表後数時間で30%の価格上昇を記録した。

ソース:BeInCrypto
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Shigeki_Mori.jpg
大阪府出身。日本では雑誌編集者、読売テレビ広報記者、豪州では日系メディア編集・記者などを経てフリーに。日本とオーストラリアで20年以上、ジャーナリスト、編集者、翻訳者、ウェブプロデューサーとして活動してきた。近年は暗号資産関連の記事の執筆や翻訳、コンテンツ・マネジメントを行っている。
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