人気NFTゲームのアクシーインフィニティ(Axie Infinity)は17日、iOSアプリAxie Infinity: OriginsをApp Storeで提供開始した。公式ブログによると、中南米およびアジアの一部地域のユーザーのみiOSアプリへアクセスできる。今後グローバル展開が進むにつれ、日本のユーザーも利用可能となる見込みだ。
なお、現在提供されているアプリは一部機能が制限されたライトバージョンであり、順次機能を追加する予定。
Axie Infinity: Originsは2022年2月に発表後、22年4月に早期アクセス版を提供開始した、アクシーインフィニティの最新版ゲーム。独自開発したイーサリアム・サイドチェーンRoninを基盤としている。
早期アクセス版のリリース後から注目を集め、同年6月には登録ユーザー数60万人を突破。12月にはマレーシアのユーザーを対象に、GoogleプレイストアでAndroidアプリを提供開始していた。一方、iOSアプリについてはアップル側の審査に遅れが生じていた。
アップル史上初、外部のNFTをiOSアプリに転送・使用可能に
同アプリでは無料でゲームプレイを開始できる。アクシーインフィニティではこれまで、NFTを購入またはレンタルしなければゲームができない従来型のプレイ・トゥ・アーン(Play to Earn:稼ぐためにプレイする)モデルを採用していた。今後は無料で楽しみながら稼げるプレイ・アンド・アーン(Play and Earn:プレイして稼ぐ)モデルへ移行する。
なお、ユーザーは外部のアクシーインフィニティNFTを、iOSアプリに転送してゲームプレイに活用できる。これは、アップルが外部で購入したNFTの使用を許可した初事例となる。
アクシーインフィニティの発表直後、17日18時よりAXSトークンは急騰。およそ30分間で最大17%上昇し、一時8.11ドルを記録した。本稿執筆時点での取引価格は7.42ドル。
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