Bitcoin btc
$ usd

グーグル提供のAI「Bard」大型アップデートを実施|GPT4未対応機能も追加

3 mins

グーグルが開発・提供を行う生成系人工知能(AI)Bardは13日にアップデートを実施した。同アップデート画像入力機能を実装され、画像の読み取りが可能となった。Bardは日本語にも対応済みで無料で使用できる。

同アップデートにより、Bardのレスポンスを音声で聞くことができる機能が追加。単語の発音の確認や詩・台本を音読したい場合などへの使用が見込まれる。ユーザーはBardのレスポンスのトーンやスタイルを自分のニーズに合わせて調整が可能でシンプル、ロング、ショート、プロフェッショナル、カジュアルの5つのスタイルから選べる。

生産性を向上させる新機能も4つ追加。1つ目は、Bardとの会話をピン止めや名称変更できる機能で、これによりユーザーは過去のプロンプト(会話の開始点や問いかけ)に再訪可能となる。2つ目は、プログラミング言語パイソンのコードをGoogle Colabだけでなくオンライン 統合開発環境Replitにもエクスポートできる機能。これは、コーディングの効率を上げるための機能だ。3つ目は、Bardのチャットの一部や全部を友人と共有しやすくする機能。最後の機能は、画像をプロンプトに使用できるようにするもので、Google Lensを利用し写真の解析によるユーザーの質問の解決を可能にする。

なお、同機能は競合サービスであるChatGPTの有料プランで使用可能な機能GPT4では、画像入力機能は現在まだ搭載されていない。Bardは、大規模言語モデル(LLM)のPaLM2をベースにしたGoogleの対話型生成AI。同アップデートでは対応言語が40以上の言語に拡大している。Bardの使用には18歳以上のGoogleの個人アカウントを持っていることが条件となる。

免責事項

当ウェブサイトに掲載されているすべての情報は、誠意をもって作成され、一般的な情報提供のみを目的としています。当ウェブサイトに掲載されている情報に基づいて行う一切の行為については、読者ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。

Frame_2328.jpg
Shota Oba
国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。...
READ FULL BIO
スポンサー
スポンサー