戻る

ビットコイン古参投資家、120億ドル買い増し

Googleで私たちを選んでください
editor avatar

編集:
Shigeki Mori

27日 2月 2026年 18:05 JST
  • 古いビットコインの供給量が18万8,000BTC増加し、総額127億5,000万ドルとなった。
  • 100ビットコイン以上を保有するウォレットが2万件に迫っている。
  • ビットコインはショートポジション増加の中、$68,830のレジスタンスを下回って推移している。
プロモーション

ビットコイン相場は足元で軟調に推移し、暗号資産市場全体に広がる慎重な投資姿勢を映している。主要なレジスタンス水準の手前で上値を抑えられ、戻りの勢いは限定的だ。一方で、価格が緩やかに下落する局面にもかかわらず、オンチェーンデータなどの構造的指標は水面下での大口による蓄積を示唆する。こうした買い集めの動きが相場の反転につながるかどうかが、今後の焦点。

スポンサード
スポンサード

ビットコイン保有者が新たな節目に接近

Santimentのデータによれば、ビットコインは大きな節目に迫っている。ネットワーク上で100BTC以上を保有するウォレットが2万件を突破しようとしている。現在の価格水準では、100BTCウォレットの価値はおよそ678万ドルに相当。

こうしたウォレットは富裕層や機関投資家、ファンド、長期保有者によって管理されることが多い。価格調整局面でこのカテゴリが増加することは、建設的なシグナルと見なされる。弱含みの中での蓄積は、中長期のファンダメンタルズへの自信の表れ。

トークンのテクニカル分析と市場の最新情報:さらに詳細なインサイトをご希望の場合は、編集者ハルシュ・ノタリヤが毎日お届けするニュースレターにご登録ください。こちら

100BTC以上を保有するビットコインウォレット
100BTC以上を保有するビットコインウォレット 出典: Santiment

ただし、主要ステークホルダーが保有する全供給量の割合は大きく増加していない。これは少数のエリート層に集約されるのではなく、多くの大口保有者に分散していることを示す。極端な集中リスクは下がるが、急激な価格上昇の余地も限定的。幅広い蓄積は価格の安定につながるが、即座に急騰を促すものではない。

ビットコイン保有者のセンチメントが分岐

「オールドサプライ」(長期保有コイン)データも見通しに別の視点を加える。オールドサプライとは、少なくとも過去6か月間移動されていないビットコインを指す。これらのコインは、忍耐強い長期保有者と関連する傾向。

過去3週間で、オールドサプライは18万8000BTC増加し、その価値は127億5000万ドル超。オールドサプライの増加は、ベテラン層が売却よりも保有を選択していることを示している。歴史的に、この動きは売り圧力が減った局面で長期の回復基調を下支えしてきた。

ビットコイン長期保有コイン(オールドサプライ)
ビットコイン長期保有コイン(オールドサプライ) 出典: Glassnode

一方、デリバティブ市場のデータはより慎重な状況を示している。Binance全体の資金調達(ファンディング)レートを見ると、ビットコインにはショートポジションが集まりつつある。ファンディングレートのマイナスは、ショートがロングを上回っている意味。

過去24時間における赤いファンディングバーは、トレーダーが下落リスクに備えていることを示している。ショートバイアスが続けば、BTCは調整局面が続く可能性。ショート勢の増加は目先の反発を抑制しやすく、強力な材料がなければ買い戻し圧力は生まれにくい。

ビットコイン資金調達レート
ビットコイン資金調達レート 出典: Santiment

BTC価格は小幅な下押し圧力

本稿執筆時点でビットコインは6万7867ドルで推移し、6万8830ドルのレジスタンスを下回っている。この資産は過去20日間で緩やかな下降トレンドラインを形成している。7万ドル超えという明確な値動きが出れば、モメンタムが反転し、再び上昇傾向が強まる可能性。

蓄積の拡大や大口ウォレット件数の増加は、相場を下支えする要素となる。投資家の確信が強まり、価格が反応した場合、BTCは7万ドルを突破する可能性がある。7万2294ドルを上抜ければ、構造的な回復局面に入り、資金流入再加速の契機にもなり得る。

ビットコイン価格分析
ビットコイン価格分析 出典: TradingView

しかし、現物市場での蓄積とデリバティブ市場の慎重姿勢の乖離が上値の重石となり得る。安値切り下げが続けば、下降トレンドラインを強化する結果となる。その場合、ビットコインは6万6224ドルのサポートへ下落する可能性がある。この水準を持続的に下回れば、上昇見通しは否定され、調整圧力がさらに強まる展開。

免責事項

当ウェブサイトに掲載されているすべての情報は、誠意をもって作成され、一般的な情報提供のみを目的としています。当ウェブサイトに掲載されている情報に基づいて行う一切の行為については、読者ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。

スポンサード
スポンサード