ビットファームズ社は13日、ジェフリー・モーフィー氏を暫定社長兼CEOから解任したと発表した。
この決定は、モーフィー氏が同社を相手取り、契約違反と不当解雇を含む2700万ドルの損害賠償を求める訴訟を起こした直後に下された。
ビットファームの株価は6%以上下落
同社は、モーフィー氏の訴えを根拠がないものとして却下し、オンタリオ州上級裁判所において精力的に弁護することを誓っている。
モーフィーの解雇は、暗号資産マイニング業界で様々な難題に直面しているビットファームズにとって、波乱の時代を意味する。業界はエネルギーコストの上昇と激しい競争に苦しんでおり、さらに最近のビットコイン半減期によってマイニング事業からの収益が大幅に減少している。
ビットファームズがCEO探しを続けるなか、共同創業者で会長のニコラス・ボンタ氏が暫定的なリーダーとして就任した。同社は、エグゼクティブ・サーチは完了に近づいており、数週間以内に任命される見込みであると自信を示した。
「CEOのエグゼクティブ・サーチは完了に近づいており、当社は今後数週間以内に新しいCEOを任命する予定である」と同社は報告している。
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市場はモーフィー氏の解雇に否定的な反応を示し、ビットファームズ社の株価は発表当日に6%以上下落した。Bitfinexのビットコインアンバサダーであるハビエル・バスタルド氏によると、このような値動きは会社の安定性と将来の方向性に対する懸念を反映している。
「この分野の企業は、強固な構造を持ち、さまざまな市場環境を乗り切る方法を知っていなければならない。しかし、このような紛争は競争力を低下させるため、このニュースが業界に与える影響はごくわずかだと思いますが、それ以上に、この会社のビジネスとリーダーシップに疑問を投げかけています」とBastardo氏はBeInCryptoに語った。
昨年、BitfarmsのCEOであるエミリアーノ・グロツキ氏が辞任し、後任としてジェフリー・モーフィー氏が就任したが、同氏は今年解雇された。ビットコインのマイニング業者にとって悲惨な年となり、いくつかの大企業が破産を宣言した中でのことである。
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