SBIグループの暗号資産(仮想通貨)取引所ビットポイントは26日、仮想通貨トンコイン(TON)の取り扱いを開始した。トンコインの上場は国内初となる。
💎💎💎💎💎💎💎💎💎#TON 取り扱い開始記念
— ビットポイント公式【暗号資産交換所】 (@BITPointJP) October 26, 2023
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取り扱い開始後は、同社の現物取引・貸して増やす・つみたての3つのサービスに対応する。暗号資産入出金サービスの導入については未定。同社はTONの取り扱いを記念しキャンペーンを開催。11月9日までに1万円以上を購入したユーザーは1万円につき1口の応募券を獲得できる。応募したユーザーの中から抽選で5人に現物のダイアモンド(ルース)が付与される。応募は自動で行われるという。11月24日までに同社のX(旧Twitter)アカウントのフォローおよび、指定のポストをリポストしたユーザーに現金1万円を付与するキャンペーンも同時に開催している。
同ブロックチェーンはもともと「Telegram Open Network」として開発されていた。20年に米国証券取引委員会(SEC)との訴訟に敗訴し、テレグラムがプロジェクトから撤退。コミュニティ主導のTON財団によってプロジェクトは継続され、「The Open Network」として名称変更された。TON財団は今年9月14日に、テレグラムとの協業を発表。同日にはテレグラム上にWeb3ウォレット「TON Space wallet」がテレグラム上に搭載された。テレグラムは日本人も使用が可能なプライバシーに特化したメッセージングアプリ。
トンコイン(TON)とは?
TONは2018年に開発された、テレグラムの7億人以上のユーザーに利用されるレイヤー1ブロックチェーン「The Open Network」上の仮想通貨である。NFTの購入やゲーム内決済などの多岐にわたるユースケースでの利用が増えており、テレグラムの提供元もTONブロックチェーンを活用したアプリ開発を進めている。コインマーケットキャップによれば、TONは時価総額ランキング第11位に位置している。現在TONの流通量のうち76.4%が大口投資家(クジラ)によって保有されている。
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