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暗号通貨トンコイン(TON)、ビットポイントに国内初上場

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ヘッドライン

  • ビットポイントは26日、仮想通貨トンコイン(TON)の取り扱いを開始した
  • 取り扱い開始後は、同社の現物取引・貸して増やす・つみたての3つのサービスに対応し、暗号資産入出金サービスの導入については未定だ
  • TONは2018年に開発された、テレグラムの7億人以上のユーザーに利用されるレイヤー1ブロックチェーン「The Open Network」上の仮想通貨である
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SBIグループの暗号資産(仮想通貨)取引所ビットポイントは26日、仮想通貨トンコイン(TON)の取り扱いを開始した。トンコインの上場は国内初となる。

取り扱い開始後は、同社の現物取引・貸して増やす・つみたての3つのサービスに対応する。暗号資産入出金サービスの導入については未定。同社はTONの取り扱いを記念しキャンペーンを開催。11月9日までに1万円以上を購入したユーザーは1万円につき1口の応募券を獲得できる。応募したユーザーの中から抽選で5人に現物のダイアモンド(ルース)が付与される。応募は自動で行われるという。11月24日までに同社のX(旧Twitter)アカウントのフォローおよび、指定のポストをリポストしたユーザーに現金1万円を付与するキャンペーンも同時に開催している。

同ブロックチェーンはもともと「Telegram Open Network」として開発されていた。20年に米国証券取引委員会(SEC)との訴訟に敗訴し、テレグラムがプロジェクトから撤退。コミュニティ主導のTON財団によってプロジェクトは継続され、「The Open Network」として名称変更された。TON財団は今年9月14日に、テレグラムとの協業を発表。同日にはテレグラム上にWeb3ウォレット「TON Space wallet」がテレグラム上に搭載された。テレグラムは日本人も使用が可能なプライバシーに特化したメッセージングアプリ。

トンコイン(TON)とは?

TONは2018年に開発された、テレグラムの7億人以上のユーザーに利用されるレイヤー1ブロックチェーン「The Open Network」上の仮想通貨である。NFTの購入やゲーム内決済などの多岐にわたるユースケースでの利用が増えており、テレグラムの提供元もTONブロックチェーンを活用したアプリ開発を進めている。コインマーケットキャップによれば、TONは時価総額ランキング第11位に位置している。現在TONの流通量のうち76.4%が大口投資家(クジラ)によって保有されている。

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Shota Oba
国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。
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