ブラックロックのラリー・フィンクCEOは16日、ビットコインを声高に支持する人物として登場した。CNBCの “Squawk on the Street “でフィンク氏は、投資家がビットコインをポートフォリオの重要な構成要素として考慮すべき理由を明確に述べた。
10兆ドル以上の資産を運用するブラックロックの知名度を考えれば、フィンク氏の支持は注目に値する。
ラリー・フィンクがビットコインの可能性を信じる理由
CNBCに出演した際、フィンク氏はビットコインのユニークな特性を強調した。同氏は、特に不安定な経済状況において、金融の自律性を提供する役割を強調した。
「私は、ポートフォリオの中でビットコインの役割があると信じています。私は、ビットコインがポートフォリオにおいて重要な役割を果たすと信じている。同氏は、「私は、前にも言ったように、ビットコインをデジタル・ゴールドとして見ている」と述べた。
当初は疑問視していたフィンク氏だが、以前の見解は見当違いだったと認めた。同氏は現在、ビットコインはポートフォリオを多様化し、経済の不確実性から身を守るために不可欠だと考えている。
「私はそれを研究し、それについて学びました。そして、『5年前の私の意見は間違っていた。これが私の意見だ。これが今の私の意見だ。私は今日の機会を信じている。ビットコインは正当なものだと信じています」とフィンクは述べた。
フィンクの支持は注目されていないわけではない。ダン・ヘルドやアンソニー・ポンプリアーノといった著名人がフィンクの姿勢を称賛し、その意義を認めている。
「ラリー・フィンクはビットコインの最高のCMOであり続けている。今はメッセージよりもメッセンジャーの方が重要だ」とポンプリアーノ氏は指摘する。
ビットコイン(BTC)の価格もフィンク氏のコメントにポジティブに反応した。本稿執筆時点では、BTCは64,818ドルで取引されており、過去24時間で5.63%の上昇を記録している。
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フィンク氏の懐疑論から擁護論への道のりは、機関投資家のビットコイン受容を反映している。例えば、日本の投資会社メタプラネットは、4月から定期的にビットコインを購入している。
同社は、ビットコインを準備資産として採用することで、日本の経済環境に関連するリスクを軽減することを目指している。この戦略は、高い政府債務水準や長期化する実質マイナス金利といった円の課題に対処するものだ。
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