プロトレーダー向けNFT市場「Blur」は、開催中の独自トークン「BLUR」エアドロップ企画について期間延長を決定した。「シーズン2」と呼ばれるBlurのキャンペーンは当初、4月1日までの予定だったが、5月1日まで続行する。
Blurは、格安のプラットフォーム手数料と高速アグリゲーションモデルを導入。OpenSea、LooksRare、X2Y2など他社プラットフォームで出品されているNFTをまとめて取引できる。トレードに特化したインターフェースを実装し、22年10月のローンチ以降、市場シェアを急速に伸ばしていた。
Blurは2月14日、独自トークン「BLUR」エアドロップを実施。さらに同日からの約1か月半を「シーズン2」とし、入札・出品などでユーザーが受け取る「ロイヤリティポイント」を2倍にするキャンペーンを開始していた。
エアドロップで配布されるBLURトークンの枚数は、ロイヤリティポイントの保有量に比例。Blurは今回、ロイヤリティポイント2倍のキャンペーンを延長し、5月1日までの継続を決定した。
取引量の多寡に応じたトークンのエアドロップを行うNFT市場は、LooksRareやX2Y2も過去に行った。これを受けて22年以降、トークン報酬目的と思われるウォッシュトレードが増加していた。オンチェーンアナリストのhildobby氏によると、イーサリアムNFTの総取引高に占めるウォッシュトレードの割合は、現在34.8%となっている。
ウォッシュトレードとは:
同一人物が同じ資産の売買両方の注文を発注し、出来高を水増しする行為。
Follow us on:
X(Twitter):@BeInCryptoJapan
Telegramチャンネル:@BeInCrypto Japan オフィシャルチャンネル
免責事項 - Disclaimers
当ウェブサイトに掲載されているすべての情報は、誠意をもって作成され、一般的な情報提供のみを目的としています。当ウェブサイトに掲載されている情報に基づいて行う一切の行為については、読者ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。