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ディズニーツムツムなど手掛けるコロプラ子会社、新ブロックチェーンゲームを発表

4 mins
更新 Shota Oba

ディズニーツムツム、白猫プロジェクトなどを手掛けるゲーム会社コロプラの子会社Brilliantcryptoは、25日に開催された暗号資産メディアコインポスト主催のカンファレンスWebXにて、新ブロックチェーンゲーム (BCG)「Brilliantcrypto」のプロジェクトを発表した。

「Brilliantcrypto」は、ユーザーが採掘者となり、鉱山で宝石やトークンを獲得するBCGだ。ユーザーはゲーム内マーケットでつるはしを購入し、探知機を使用して採掘を進める。トークンや宝石は採掘に応じて入手可能で、宝石はNFT化し、様々なメタバースに持ち込める。宝石は利用や売買が可能だ。

同ゲームでは独自のシステム「Proof of Gaming」を導入。これはビットコイン(BTC)の「Proof of Work」をゲームに置き換えたモデルで、ビットコインと同様、Brilliantcryptoの宝石も世界中の人々がゲームをプレイすることでマイニングが行われ、デジタル世界での価値が証明される。

開発者の馬場氏は、同ゲームのテスト時点でのユーザー評価が以前のゲーム作品と比べて非常に高く、好感触を得ているとした。暗号資産(仮想通貨)取引所コインチェックは20日、Brilliantcrypto(ブリリアント・クリプト)とIEOに向けた契約を締結していた

Proof of Gamingはブロックチェーンゲーム課題解決の糸口となるか

同社は、現在のメタバースは発展途上で、収入と消費の欠如が普及の障害となっていると主張。しかし、「Proof of Gaming」によりデジタル世界の宝石の価値が証明されると、ゲーム内外の多様なメタバースで宝石を利用や売買の可能性が生まれる。取引が活発になれば、価値ある宝石を求めて更に多くの人々がゲームをプレイする見込みで、このサイクルが「Proof of Gaming」を活性化し、メタバースに経済圏を創出するとしている。同社は、Proof of Gamingモデルがゲームプレイによって宝石の価値を証明し、他人の価値を創出することで、持続可能なプレイ・トゥ・アーンが実現できると見ている。

同ゲームは正式サービス開始前のクローズドβテストを実施する。本日から8月8日14:59分まで参加者を募集。募集人数は少数となる。詳細は以下の通り:

  • 第1回:8月15日15時から8月22日14:59まで
  • 第2回:9月12日15時から2023年9月19日14:59まで
  • 第3回:10月10日5時から10月17日14:59
  • クリア報酬①:5000円相当のEthereum
  • クリア報酬②:抽選で、パリ・サンジェルマンのホーム戦観戦ペアチケット(航空券付き)を6人にプレゼント
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Shota Oba
国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。
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