ビットコインは、消費者物価指数(CPI)が予想通り対前年比で6.0%となったことを受け、26,000ドル超えを達成している。
2月の米消費者物価指数は前月比0.4%上昇し、予想とほぼ同じだった。また、食品・エネルギー部門を除いたコアCPIは前月比0.5%上昇し、予想の0.6%を0.1%上回った。
前月比のコアCPIも、先月のデータ0.4%から0.1%上昇した。
さらに、前年同月比では、CPIは予想と同等の6.0%の上昇、コアCPIも予想と同等の5.5%の上昇となった。
他方、運輸およびガスセクターでは、1年間の価格変動がそれぞれ14.6%、14.3%と最も大きかった。
ビットコインは好調、26,000ドルを超える
CPI数値が推定と同等だったことで、ビットコイン価格は26,000ドル以上に跳ね上がった。CPI発表から30分以内にビットコインは6.5%以上急騰し、本記事執筆時点では25,791ドル程度で取引されている。
同時に、2番目に大きい暗号資産であるイーサリアムも5.5%以上上昇した。1,765ドルを付けた後、現在1,740ドルで取引されている。
他方、コイングラス(Coinglass)によると、米国労働省労働統計局による(CPI)発表後、1時間で8,500万ドル以上の取引が清算されたとのことである。
経済学者ピーター・シフ氏がインフレ上昇を予想
著名なエコノミストでタカ派のピーター・シフ(Peter Schiff)氏は、インフレ率が上昇する可能性が高いと見ている。同氏は、利上げがすべて実施されても、インフレターゲットは目標の2%に達しないとみている。
同氏は「FRBは基本的に利上げを終了しているので、ここからCPIが上昇する可能性が最も高い 」と語っている。
次回の連邦市場公開委員会(FOMC)は年3月22日に開かれる。次回のFOMCで25ベーシスポイントの利上げが行われる確率は86.4%となっている(以下画像参照)。
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