カルダノ、Musashi Dojoテストネット稼働 ADAは5年ぶり最安値

  • カルダノのLeiosスケーリングテストネットが6月23日、初めてパブリックネットワークで稼働を開始した。
  • エイダは現在$0.16近辺で取引され、1か月で35%下落し、2021年の過去最高値から95%安で推移している。
  • Input Output社は、2026年11月にも早ければメインネットのハードフォークを目指す方針だ。
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カルダノ(ADA)は6月23日、Leiosスケーリングプロトコルの公開テストネットを開始した。これは近年で最も大きな技術的マイルストーンであり、ADA価格が過去5年で最安値に沈む中での発表となった。

このテストネットは、16世紀の武士・宮本武蔵にちなんで「Musashi Dojo」と名付けられた。5つのフェーズは宮本武蔵の『五輪書』の章に対応しており、「地・水・火・風・空」の順で、基本設計の検証から敵対的テスト、メインネット移行準備へと進む構成。

価格低迷

発表は難しい環境下で行われた。ADAは今月、過去5年で最安値を付け、過去30日で約35%下落した。一方、過去最高値は2021年9月2日で3.09ドル、本日の価格0.16ドルはそのピークから95%安の水準。

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カルダノ(ADA)価格は低迷が続いている
カルダノ(ADA)価格は低迷が続いているが、技術的進展は見られる 出典: BeInCrypto

背景は厳しい。まず分析プラットフォームのTapToolsが年初にサービスを停止、カルダノは2026年シンガポールサミットを中止した。同時期にホスキンソン氏はカルダノDeFiプロジェクトの「失敗の波」を警告していた。

カルダノは珍しい矛盾を経験している。ネットワーク開発は順調に進む一方で、価格は下落を続けた。Leiosは「レイヤーのスケーラビリティがない」という最も根強い技術的批判を解消する技術である。

今後5か月のテスト期間で市場が再評価するのか、メインネット移行まで待つのかが、2026年後半のカルダノの動向を左右する。

Leiosの仕組み

Leiosは、カルダノの既存Ouroboros Praosメカニズム上で稼働するオーバーレイ方式。需要が高まると、選出されたスロットリーダーが従来のPraosブロックと並行して追加の「エンドーサーブロック」を生成する。

このアップグレードにより、カルダノのスループットは現行の4.5KB/sから200KB/sへ拡張される。公式ロードマップによると、従来Praos比で30~65倍に相当。

インプットアウトプットのプロダクトマネージャー、カルロス・ロペス・デ・ララ氏によれば、初期展開では現スループットの2~5倍から開始し、需要が増せば上限までスケール可能。

Leiosのガバナンス提案は、カルダノの委任代表による84%超の支持で承認された。ロペス・デ・ララ氏は2026年11月のハードフォークを目指す。

カルダノの2030年ビジョンは、現在の月間約80万件のトランザクションを2700万件超へ引き上げるもの。現ベースレイヤーのみでは到達できない目標。


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