米資産運用会社アーク・インベスト・マネジメント(以下、ARK)のキャシー・ウッドCEOは8日、ブルームバーグの取材に応じ、「現物型ビットコインETF(上場投資信託)を承認する場合、複数の申請が同時に承認されるだろう」との見方を示した。ウッド氏はビットコイン強気派として知られ、多くの暗号資産(仮想通貨)投資家が同氏の発言に注目している。
ウッド氏はブルームバーグのインタビュー内で、複数のビットコイン現物ETFが同時に承認されると考える理由について「各社の申請内容とも、本質的には同じ内容のため」と説明。
ウッド氏率いるARK社はスイスの暗号資産投資会社21シェアーズと連携し、ビットコイン現物ETF「ARK 21Shares Bitcoin ETF」を5月13日に再申請していた。その後SECによる初回の回答期限を過ぎ、8月13日に2回目の回答期限を迎える。なお、SECは申請受理から最大240日まで判断を延期することができ、最終的な期限は2024年1月10日。
ビットコイン現物ETFの初承認がもたらすインパクト
米SECはこれまで、ビットコイン先物ETFを承認した事例はあるものの、ビットコイン現物ETFについて承認した事例はない。現物ベースのビットコインETFは、先物型とは違って直接ビットコイン(BTC)を保有し、その量に基づいて投資商品の価値を割り出す。
世界最大手の資産運用会社ブラックロックをはじめ、各社のビットコイン先物ETF申請が承認された場合、大量のビットコイン買い増しが予想される。その場合、供給不足が起こりビットコインの希少性が高まる可能性も指摘されている。
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