モジュラー型ブロックチェーン「セレスティア(Celestia)」は31日23時、メインネットの稼働を開始した。メインネット開始と同時に、セレスティアの暗号通貨TIAもローンチ。バイナンス、OKX、Bybitなど海外暗号資産(仮想通貨)取引所に上場している。
セレスティアはコンセンサスとDA(データ可用性)レイヤーに特化したブロックチェーン。データ可用性とは、処理中のブロックに含まれるデータを閲覧可能にする機能。ユーザーは、同機能によりトランザクション処理の正当性を検証し、無効なトランザクションを含むブロックがファイナリティに達することを防止できる。2022年10月には暗号通貨ベンチャーキャピタルから5500万ドルの資金調達に成功し、話題となった。
セレスティアはメインネット開始と同時に、同ネットワークのネイティブトークンTIAをローンチ。現在価格は2.25ドル、時価総額ランキング第118位。ネットワークの初期貢献者に対し、TIAトークンのエアドロップも実施されている。
モジュラー型ブロックチェーンとは?
モジュラー型ブロックチェーンとは、ブロックチェーン自体を必要な要素(レイヤー)ごとに分割し、複数チェーンで構成されるスケーリング・ソリューション。ブロックチェーンは通常、以下のレイヤーを含んでいる。
- 実行レイヤー
- 決済レイヤー
- コンセンサスレイヤー
- DA(データ可用性)レイヤー
従来のブロックチェーンでは、上記レイヤーを単一チェーンで処理する。一方、モジュラー型ブロックチェーンでは複数チェーンが各レイヤーの処理を担当する。各レイヤーに特化したソリューションを組み合わせ、分散性やスケーリングをより向上させることが可能だ。
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