Coinbaseは11日、グローバルな機関向けデジタル資産プラットフォームであるプロジェクト・ダイアモンドにChainlink標準を採用すると発表した。このプロジェクトの主要ユーザーは、アブダビに拠点を置くPSGデジタルの子会社であるペレグリンである。
このニュースはBeInCryptoに共有されたプレスリリースを通じて伝えられたものである。
コインベース、チェーンリンクCCIP導入
Coinbaseは、世界有数の取引所の1つであり、Chainlink CCIPがブロックチェーンの相互運用性のゴールドスタンダードであると主張した。同社のプロジェクト・ダイアモンドは、全く異なる市場環境で競争することになる。声明の中で、Coinbaseはパートナーに非常に自信を持っていると述べた。
「Chainlinkは、資産発行者、銀行、金融機関がコンプライアンスに準拠したトークン化資産ソリューションを作成することを可能にするインフラである。Chainlink標準を統合することで、デジタル資産の広範な機関採用への道を開いている」とCoinbaseアセットマネジメントの副最高投資責任者であるマルセル・カスモビッチ氏はBeInCryptoに語った。
Chainlinkは、主要な暗号資産ソフトウェア会社であり、最近いくつかの主要な機関クライアントと協力している。例えば、11月初旬にSwift取引を合理化するために提携した。
また、12月にはEU準拠のブロックチェーン金融市場インフラを立ち上げるために取り組んだ。さらに、ブラジル中央銀行と国境を越えた貿易プラットフォームにも取り組んだ。
言い換えれば、同社はプロジェクト・ダイアモンドの要件を満たす能力を持っているようである。Coinbaseは、このプラットフォームが米国外の登録機関クライアントにサービスを提供し、Chainlink CCIPとのネイティブ統合がセキュリティとコンプライアンスを促進すると主張した。
報道によれば、ペレグリンは「旗艦ユーザー」であり、アブダビ・グローバル・マーケット(ADGM)におけるPSGデジタルの子会社で、「機関グレードの実世界資産」をプロジェクト・ダイアモンドに持ち込むことに興奮しているという。アブダビは最近、暗号資産の拠点として成長しており、ADGMがテザーのUSDTを承認された仮想資産として承認した。
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