コインベースは、週末の休みを終えて銀行が再開したため、USDコイン(USDC)から米ドル(USD)への交換を再開した。ステーブルコインであるUSDコインは1米ドルペッグを回復した。
ボラティリティ(価格の変動性)に溢れた週末の後、暗号資産市場が正常に回復するにつれ、コインベースはUSDCからUSDへの交換再開を発表した。また、ステーブルコインであるUSDCはほぼペッグを回復し、CoinMarketCap(暗号資産の価格や時価総額がまとめられているサイト)では、0.995ドルで取引されている。
USDCはシリコンバレー銀行のエクスポージャーは持たず
シリコンバレー銀行(SVB)には、USDCの準備資産総額の8%にあたる資金が預けられていた。しかし、USDCの発行元であるサークル(Circle)は、今週月曜日のプレスリリースで、33億ドルのUSDCの準備資産から、この(預金)リスクが取り除かれたことを明らかにした。
これは、連邦準備制度理事会(FRB)がSVBとシグネチャー銀行の預金者保護のために介入すると発表したためである。サークルの最高経営責任者(CEO)であるジェレミー・アレア氏は、(サークルが)SVBからBNYメロンに準備資産を移管するとツイートした。
ビットコインは月間最高値で取引
11日(土曜日)、USDCは12%近くペッグを失い、約0.88ドルで取引された。サークルがSVBへのエクスポージャーを明らかにした後、USDCは時価総額で60億ドル以上を失った。しかし、日曜日までに、ペッグの7%以上を回復した。
USDCとともに、暗号市場全体も安値から回復した。本記事執筆時点では、ビットコインは24,149ドルの月間最高値で取引されており、過去24時間で18%以上上昇した。コイングラス(Coinglass:データプラットフォーム)によると、驚くべき相場反転が起き、24時間で3億551万ドル相当のショート(空売り)が清算されたとのことだ。
13日の価格上昇を受けて、暗号資産インフルエンサーのニール(Neel)氏は、ビットコインは崩れた金融システムに対するヘッジとしてその目的を果たしていると思うとツイートした。
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