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中国籍被告、暗号資産3690万ドルのマネロンで実刑

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著者:
Kamina Bashir

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編集:
Shigeki Mori

28日 1月 2026年 18:52 JST
  • 米裁判所は、中国籍の被告に対し、暗号資産詐欺で得た3,690万ドルの資金洗浄で約4年の実刑判決を言い渡した。
  • 詐欺は偽の暗号資産プラットフォームやソーシャルエンジニアリング、カンボジア経由のUSDT送金を利用した。
  • この事例は、米国が投資詐欺や暗号資産詐欺組織への取り締まりを強化していることを示す。
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米連邦判事は、暗号資産投資詐欺に関連して約3690万ドル以上の資金洗浄を行った中国籍の被告に対し、禁錮4年近い実刑判決を言い渡した。

この判決は、米国当局が暗号資産詐欺ネットワークの摘発を強化する中で、取り締まりの節目となった。

3690万ドル暗号資産詐欺の内幕

カリフォルニア中部地区連邦検察が発表した声明によると、中国籍のス・ジンリアン(45歳)は国際的な犯罪組織の一員であった。同組織は、米国内174人の被害者から偽のデジタル資産投資を使って資金を詐取した。

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検察によれば、同組織はSNSや電話、テキストメッセージ、オンラインの出会い系サイトを通じて被害者に接触。信頼関係を築いた後、虚偽の投資話を持ちかけていた。

共犯者らは正規の暗号資産取引プラットフォームに酷似した偽サイトを用い、被害者から資金を送金させていた。詐欺グループは投資が増えていると被害者を信じさせ、その間に資金をだまし取っていたとされる。

「新たな投資機会には興味をそそる側面があるが、その裏に犯罪者が潜み、今回のように数十億ドル規模で資金を盗み洗浄するケースもある」とビル・エッサイリ米連邦検事補が述べた

グループは巧妙な資金洗浄の仕組みを構築していた。捜査当局は、同組織が米国内の銀行口座から被害者資金計3690万ドル以上をバハマのデルテック銀行の単一口座に集約したと推定している。

資金はテザー(USDT)へと換金され、カンボジアにあるデジタルウォレットに送金された。カンボジアの共犯者らが、換金資金を域内の詐欺オペレーションへ再分配していた。

当局は、ス容疑者が2024年12月から連邦当局に拘束されていることを明らかにした。同容疑者は2025年6月に違法送金事業の共謀1件で有罪答弁した。

米連邦地方裁判所のR・ゲイリー・クラウスナー判事は火曜日、ス容疑者に禁錮46か月を言い渡した。また同判事は、2600万ドル超の損害賠償を支払うよう命じた。

さらに同事件では、共犯者8人も有罪を認めている。そのうちホセ・ソマリバおよびシェンシェン・ホーは、それぞれ禁錮36か月と51か月の実刑判決となった。

この手口は「豚の屠殺」と呼ばれる詐欺の手法を踏襲している。最初に信用を築いてから経済的搾取を行う長期型詐欺である。特にこの種の詐欺は急増している。

10月には米検察が、強制労働による「豚の屠殺」型暗号資産詐欺を主導したとして、カンボジア国籍のチェン・ジーを訴追した。同容疑者は世界中の被害者から十億ドル規模の資金を詐取した疑いがもたれている。

最近の報告書で、Chainalysisは高利回り投資プログラム(HYIP)や豚の屠殺型詐欺が、2025年に詐欺金額で最も多いカテゴリーとなったと指摘した。ブロックチェーン分析企業である同社は、2025年の業界全体で詐欺や不正による損失が170億ドルを上回ったと推定している

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