バイナンス共同創業者のチャンポン・ジャオ(CZ)氏が13日、ドバイで開催されたBinance Blockchain Weekで女性KOLと短時間交流したことをめぐるロマンスを自ら否定した。
このスキャンダルは12月4日にまで遡る。同氏が金支持派のピーター・シフと注目の討論会で対決した際、アスター・プロジェクトに関わる暗号資産インフルエンサーのTintin氏が壇上に現れた。
Sponsoredチャンポン・ジャオ氏が反論
彼女はジャオ氏に重い金のアイテムが入った「マジックボックス」を手渡した。この様子はビデオで記録され、Tintin氏がマジックボックスが「マジでクソ重い」とツイートしたことで話題が拡大。以後、議論動画の中でも最も再生されたシーンとなっている。
当初は軽いプロモーション演出だったが、中国語圏の暗号資産コミュニティでゴシップの種となり、一部ユーザーが2人の恋愛関係を語り始めた。
ジャオ氏はこうした噂を放置せず、Xへの投稿で正面から言及した。
「今度は自分についてのゴシップか?市場が本当に閑散としているのだろう——みんな他にやることがないようだ」と同氏は皮肉を交えて述べた。
Sponsored Sponsoredそして事実を説明した。同氏とTintinとの交流は、メッセージのやり取り3通と討論会前に約10分会っただけ。壇上で箱を手渡す案もその場の即断で、事前の打ち合わせはなかったという。
「他の誰かに注目したらどうか。聞いた話だが、誰それと誰それが……」と、さらに皮肉を交えて一蹴した。
タイミングに疑念集まる
今回の噂は、長年のパートナーで3児の母であるイー・ハー氏が12月3日にバイナンスの共同CEOに昇格した直後に浮上した。この人事発表は、バイナンス・ブロックチェーン・ウィークでリチャード・テンCEOにより伝えられ、ジャオ氏の2023年辞任以降、同社最大の経営刷新となった。
Sponsored Sponsored私生活と職務の両立に絡む質問を受けた際、イー・ハー共同CEOは明確に線引きを示した。
「私生活は仕事とは別」と< a href="https://beincrypto.com/yi-he-to-women/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">ドバイで記者団に語った。「共同創業者としての実績や能力が、私生活ばかりに注目されて見過ごされてしまうことが多い」
一方、チャンポン・ジャオ氏はパキスタンで精力的に活動
噂話とは別に、ジャオ氏はバイナンスのグローバル展開に集中している。12月12日には、バイナンスのリチャード・テンCEOやトロン創業者のジャスティン・サンと共に< a href="https://x.com/cz_binance/status/1999451448149705109" target="_blank" rel="noreferrer noopener">パキスタンを訪問し、アウランジェーブ財務相と会談した。
Sponsoredこの訪問は節目のタイミングとなった。パキスタン仮想資産規制庁(PVARA)がバイナンスとHTXに承認証明書を発行し、両取引所が国内で正式にライセンス取得に進める道が開かれた。
「バイナンスにとってパキスタンで有意義な節目」とテン氏はXで述べ、PVARAからマネーロンダリング対策登録を取得したことを明かした。「共に安全で透明性の高い、将来に備えたデジタル資産エコシステムの形成を目指したい」
ジャオ氏は2024年4月よりパキスタン暗号資産協議会のアドバイザーも務めており、同国は地域での暗号資産フレンドリーな管轄地を目指す姿勢を示している。
Tintinとの噂に関していえば、どうやらジャオ氏は既に次の歩みを進めているようだ——暗号資産業界のゴシップはまだ終わらないとしても。